徒然日記
21年4月4日 その4972『逢坂誠二の徒然日記』(6669)
函館は雨の朝を迎えました。
朝の気温は7度程度。
日中もあまり変わらない気温のようです。
1)三井辨雄先生
昨朝、三井先生の自宅にお邪魔して、
三井先生と最後のお別れをして来ました。
これまでのご厚情、ご指導に感謝しつつ、
先生の額に手を当てながら、
お礼申し上げました。
安らかなお顔をされておられました。
改めてご冥福をお祈り致します。
合掌
2)避難計画
2月に私のもとに来られた毎日新聞の日野行介記者は、
原発の避難計画に強い関心を持っています。
昨朝の毎日一面は日野記者の記事でした。
==以下、抜粋引用==
東海第2原発の広域避難計画をめぐり、
現時点で避難所の収容人数不足が
2万人を超えていることが判明した。
茨城県は13年、
県内の市町村に対して避難所調査を実施。
一部でトイレや倉庫など避難者が滞在できない
「非居住スペース」が除外されず、
収容人数が過大に算定。
18年の再調査結果は、
避難先の県内8市町で、
計約1万8000人分の避難所が不足との内容。
県はそのうち4市・約6900人分の不足が
まだ解消していないと2月に発表。
しかし毎日新聞が詳細に分析したところ、
18年に避難所不足が判明した8市町とは別に、
少なくとも6市町村について、
大半の避難所で非居住スペースが除外されず、
総面積が記載されていた。
6市町村は毎日新聞の報道などを受けて再点検し、
取材にいずれも過大算定を認めた。
==以上、抜粋引用終了==
東海第二原発からの半径30キロ圏内(UPZ)には、
日本の原発としては最大の約 94万人が居住しています。
先月18日,東海第二原発について、
水戸地裁が避難計画の不備を理由に
再稼働を認めない判決を言い渡しています。
今回のこの記事は,
この判決を具体的に裏付けるものともいえます。
先日の私の質問もそうですが,
原発の避難計画は実行性は極めて曖昧と言わざるを得ません。
具体的に機能する避難計画を策定できない,
これが日本の原発の現実です。
だから稼働してはならないのです。
今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2021.4.4===