徒然日記
19年9月17日 その4407『逢坂誠二 の徒然日記』(6104)
先週金曜日から移動の連続でしたが、
今日は国会での仕事です。
13日:東京、青森
14日:青森、函館、今金、深川、札幌
15日:札幌、函館、札幌
16日:札幌、伊丹、東京
こんな塩梅で各地を回りました。
大勢の皆さんにお会いし、
様々な意見を伺っております。
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昨日の道新社説のテーマは以下でした。
〜〜「政権交代」10年 野党は教訓糧に再建を〜〜
少し長くなりますが、抜粋引用します。
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2009年9月、鳩山由紀夫氏を首相とする民主党政権が発足した。きょうで10年となる。戦後初の選挙による政権交代に国民は大きな期待を寄せたが、民主党政権は混乱と迷走の末に3年余りで崩壊する。
現在、旧民主党勢力は立憲民主党と国民民主党に割れている。与野党が競い合い、政権交代が起こり得るとの緊張感を欠いた政治は、議会制民主主義の衰退につながる。再び政権を託すに足ると国民に期待される姿を追求する。その努力を野党は怠ってはならない。
民主党政権失敗の要因はさまざまに検証されてきたが、政策の方向性自体は否定されるものではない。
「子育てを社会で担う」との理念に基づき、子ども手当や高校無償化など現役世代への支援を手厚くする手法は、安倍政権も幼児教育無償化で取り入れている。核持ち込みなど日米間の密約を認定したのも、自民党政権ではできなかったことだろう。
肝心なのは過去の分析と反省に基づき、国民の信頼を取り戻す野党再建の道筋を示すことである。
立憲、国民両党は臨時国会から統一会派を組むことで合意した。両党は政権の経験を共有していながら分裂の遺恨を引きずり、主導権争いを続けた。党内抗争に明け暮れた与党時代から何を学んだのかと言わざるを得なかった。内向きを脱し、まずは安倍政権の隠蔽体質を厳しくただす論戦の力を強化する必要がある。
2年以内に衆院選が行われる。自民党に取って代わる意思が野党にあるなら、本格的な政権構想の策定が急がれる。特に結集の軸となるべき野党第1党の立憲の姿勢が問われるが、動きが鈍い。
政権構想では、どのような国を目指すのかの理念や連立の枠組みに加え、政策の優先順位、実現までの財源や手順も示すべきだ。財源の裏付けを欠いたマニフェストで失敗した教訓を踏まえるなら、欠かせない要素である。
選挙が近づいてから付け焼き刃の議論を始めても、説得力のある骨太の内容は打ち出せまい。
==以上、抜粋引用終了==
耳の痛いこともありますが、
概ね指摘とおりなのだと思います。
1)
2年前の野党分裂は不幸なことでしたが、
それを奇貨として、これまでの反省も踏まえて
野党が大きな塊になること
2)
国会論戦、特に安倍内閣の
隠蔽体質を暴くための戦略的取り組みを行うこと
3)
早ければ年末にも予想される次期総選挙に向け、
政権を担うための政策づくりを行うこと
4)
国民の声を聞き、
こうした私たちの姿勢を理解頂くために、
全国行脚を行うこと
今一度、褌を締め直して、
全力投球しなければなりません。
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昨日、伊丹市で、この夏の参院選挙公約の
勉強会と意見交換が行われました。
主催は、立憲民主党兵庫県連です。
午前2時間の勉強会、
昼休みをはさんで
午後は2時間の意見交換会。
こんなハードな内容にも関わらず、
サーターズの皆さんをはじめ
50名程もの参加があり、正直、驚きました。
午前の勉強会を経て提出された
多数の質問に答えるのが、
午後から参加した私の役割です。
広範に渡る質問でしたが、
やはり大切なのは
次のことだと感じています。
理念を明確にして目指す社会像を明らかにする。
その社会像実現のために、どんな段階を経て、
あるいはどんな政策の積み重ねを行うのかを
分かりやすく説明すること。
こんなことに確実に取り組まねばなりません。
昨日の兵庫県連の取り組みから、
多くの示唆を得ました。
そして計らずも全国行脚のスタートになった印象です。
皆さん、有り難うございます。
さあ今日もブレずに曲げずに、
確実に前進します。
==2019.9.17==
皆様のコメントを受け付けております。
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過酷な移動スケジュールに驚いています。
ステロイドの件もありましたが、どうか体調にはお気をつけ下さい。
連日の精力的な活動に敬意を表します。
今週末は、函館市内で立憲トークが開催されます。知人にも声をかけて 参加したいと考えています。