徒然日記
19年4月22日 その4259『逢坂誠二 の徒然日記』(5956)
函館は雲の多い朝を迎えたが、
雨が落ちる雰囲気はない。
1)統一地方選挙
ひと月あまりに渡る
統一地方選挙が終了した。
後半戦の函館市議会議員選挙では、
わが党の議員8名全員が当選した。
他の市町でも、
わが党が支援する議員の多くが当選した。
本当に有り難く思う。
2)廃炉と外国人労働者
東電が福島第一原発の
廃炉など原発現場での作業に、
外国人労働者を従事させる方向だ。
政府が急ごしらえで新設した
在留資格「特定技能」を活用するという。
特定技能14業種のうち、
「建設」「産業機械製造業」
「電気・電子情報関連産業」「自動車整備」
「ビルクリーニング」「外食業」が該当するらしい。
福島第一原発内での作業は全て廃炉関連だ。
この点から法務省は、
廃炉作業は一般的に海外で
発生しうるものではないとして
技能実習生の受け入れは
国際貢献の観点から不可としていた。
しかし、特定技能は、日本人が働いている場所は
分け隔てなく働いてもらうことができるという。
福島第一原発の現場は、
外食業に当たる食堂を除き、
ほぼ全ての場所が放射線管理対象区域だ。
つまり被ばく線量の管理が必要な区域だ。
原発労働者の被曝線量の限度は、
5年で100ミリシーベルト、
かつ年間50ミリシーベルトと
法令で規定されている。
このような場所で
外国人労働者を働かせることは妥当なのか。
非常に複雑な思いがする。
日本人だって被ばく線量の管理は難しい。
日本語が必ずしも堪能ではない外国人労働者に
被ばく線量は適切に管理できるのか疑問が残る。
それに5年の期間を終えて帰国し、
体調に異変が起きた場合の措置はどうなるのだろうか。
このあたりは全く明確ではない。
さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
==2019.4.22==
皆様のコメントを受け付けております。
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東電が福島第一原発の
廃炉など原発現場での作業に、
外国人労働者を従事させる方向だ。政府が急ごしらえで新設した
在留資格「特定技能」を活用するという -
この件に関して「廃炉作業をことさら危険だというのはおかしい」というような意見をみかけました。私は作業の実態を知りません。しかし、「特定技能」に当てはめててこの作業に外国人を入れることは、制度の在り方から考えても問題が多いような気がします。彼らはその仕事を選んでやってくるのか?来てみたら思いもかけない仕事だった、ということは起きないだろうか?などと疑問が浮かびます。
廃炉作業は長く続きそうですが、現在、人手不足はどの程度深刻なのでしょうか。
東電が福島第一原発の
廃炉など原発現場での作業に、
外国人労働者を従事させる方向だ。・・・
政府が急ごしらえで新設した
在留資格「特定技能」の活用・・・このような場所で
外国人労働者を働かせることは妥当なのか。
非常に複雑な思いがする。
とありましたが、私も同感です。
近年のこの国の考え方は異常にさえ思えます。
これは、先生の地元8区でも形は違うが、同じような事があると私は感じております。
近年は、少子高齢化等の影響もあり、過疎化が急速に進展しております。
原発は私も、基本的には反対であります。
今、国は、再生可能エネルギーの普及に力を入れているよう・・・にも思われますが ?
特に、風力発電に対しては大型、小型にかかわらず推進を加速化しているように思われます。
大型発電施設は環境影響調査等も含め「経産省」が主体的に関与しておりますが、小型発電施設については各市町村任せになっております。
小さな町では、国道が唯一の生活道路であり地域産業の物量道路でもあります。
「国道」の管理者は国です。
特に、近年の異常気象により風力発電施設が倒壊したり、ブレードが飛散する等の事故が全国的に発生しています。
もしも、このような事故が発生したら・・・
このような地域に住んでいる国民は「外国人労働者」と同じように考えられてるのかな・・・と思うと不安であります。
先生も、公務員経験がありますが、大型発電施設、小型発電施設を問わず国が関与するようにすべきと思います・・・