徒然日記
6月19日 その1788『逢坂誠二の徒然日記』
今日も雲の多い朝を迎えた。
朝の気温は既に20度をこえ、
室内の湿度も高い。
台風の影響で、
今日は遅い時間ほど
荒れた天気になるという。
午後は本降りの雨で、
深夜以降は雨風が強まって、
大荒れになるという。
予想最高気温は25度だ。
1)衆院選挙制度
昨日、衆院選挙制度について、
各党の幹事長書記局長会談が行われた。
各党間で意見の相違があり、
まとまるに至っていない。
これまで半年以上に渡って議論しても
一向にまとまらない状況を踏まえ、
輿石幹事長が、政権与党の責任として法案を提出し、
委員会の場などで議論頂きたい旨の発言を行っている。
こうした経過を経て、
昨日夕刻、私も提案者の一人となって、
衆院に法案を提出した。
民主党案は、
(1)
1票の格差を是正するため小選挙区を「0増5減」
(2)
比例代表定数を40削減
(3)
140となる比例定数のうち35は連用制的枠
などが内容となっている。
====
今後、議運、国対などで、
どう法案審議を行うか等が協議されることになる。
2)社保税一体改革
昨夜、社保税一体改革の三党合意に関し、
全議員対象の政調の会議が開催された。
政策論に入る前に、
議論の手法などについて、
様々な意見が出された。
大人数で、意志を一本化することは
極めて難しいことであるのは事実だが、
今日もこの議論が継続することになる。
3)核廃棄物
原発から出る核廃棄物の処分場は
いまだに受け入れ先が白紙だ。
これが原子力発電所が、
トイレのないマンションに例えらるゆえんだ。
日本学術会議が、原子力委員会の依頼で、
解決の糸口を探るため二年前に、
核廃棄物をどうすかの議論を開始した。
昨日の東京新聞によれば、
今月上旬に出した結論は、
地下深くに埋める現行の処分方針では
安全性の確保も受け入れ先を見つけるのも難しく、
方針転換が必要との内容で、
一から考え直すことを提起したようだ。
====
高レベル放射性廃棄物は、
1500シーベルトもの、
人がわずか20秒で死に至るほどの
放射線を放つと言う。
この放射線レベルが、
十分の一に下がるまでには、
約10万年という途方もない時間がかかる。
日本学術会議では近く報告書をまとめるようだが、
将来に負の遺産をつけ回す原発の大きな問題点を
真摯に受け止めねばならない。
今日も早朝から勉強会だ。
さあ今日もしっかりと前進します。
=============
2012・6・19 Seiji Ohsaka
=============
マグマグの送信登録・解除はこちらです。
http://www.ohsaka.jp/magazin/
皆様のコメントを受け付けております。
-
-
原子力発電についてです。
そもそも、「十分の一に下がるまでには、約10万年という途方もない時間がかかる。」
そんな、人間の力ではなにもできない怪物にすがること自体が間違いですね。
電力会社ファミリーに日本全体が牛耳られ、又しても「安全神話」にすがって楼閣に生きていくのでしょうか。
福島関連で被害にあった人々がまだ足りないとでもいうのですか。
私たちが期待した民主党はもう末期ですが、この3年は日本の歴史の汚点となるのでしょうか。
・ 国民を無視した「政治争乱」の連続
・ 税金をどぶ川に捨てる電力ファミリー支援。
(東電社員の給与査定に象徴される、市民感覚から乖離したなんでもあり)「国民を守るための原発再稼働=税金を投入し電力ファミリーの利益を守る」
・ 今回、消費税を上げて、喜ばせる産業グループはどこですか。
なによりも、泊原発は、前ニセコ町長としてどうするお考えでしょうか。
原発から生まれる「放射性廃棄物」はあの美しい山々の地中に埋めるのでしょうか。
六ヶ所村であれば是ですか?陰ながら応援してきた者として「行動する、逢坂さん」の明確な姿が見えません。
ギリシャの第1党に50議席のボーナスは政治の安定のためなのかどうか、今回の選挙結果から判断はできませんが、新しい日本の制度もよくわかりません。
より、公平で公正で納得性のいく制度は難しいのでしょうね。