徒然日記

18年8月24日 その4018『逢坂誠二 の徒然日記』(5715)

函館は雲が多めの朝を迎えた。

本州各地で台風による、
強い雨が降っている。

函館も夕方から雨になる見込みだが、
明日には止むとの予報になっている。

1)ゆかりの作家

昨日は、街宣などを終え、
朗読会への出席、さらに演劇鑑賞と
贅沢な時間を過ごすことができた。

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午後に函館私立中央図書館で行われたのは、
八雲町ゆかりの芥川賞作家 鶴田知也さんの
『コシャマイン記』の朗読会。

朗読会に先立って、
鶴田さんのお孫さんと、
鶴田さんと縁のある方の
座談会も行われた。

北海道150年の節目と言われるが、
『コシャマイン記』にふれると
全く別の歴史が見えてくる。

昨日は、函館朗読奉仕会などの主催だった。

函館朗読奉仕絵は、
野間読書推進賞を受賞している。

受賞理由は以下。
「読書で自己充実するだけではなく、読書を通じた社会貢献として障がい者・子どもなどに総括的に奉仕し、さらに広く市民に対し読書の楽しみと喜びを伝えてきました。対面朗読、読み聞かせ、函館盲学校児童への奉仕が活動の中心です。」

朗読会で、
普段は共有することのできない
貴重な時間を過ごすことができた。

主催者、参加者の皆さんに感謝だ。

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夜は、演劇『向日葵のかっちゃん』を鑑賞した。

西川司さんの自伝的な小説を舞台化したものだ。

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主人公のかっちゃんは、
発達障害のレッテルを貼られ特殊学級に通う。

「はんかくさい」と
揶揄されていたかっちゃんが、
森田先生と出会ったのが小学校5年。

先生から
「身体で覚える」「あきらめない」「考える」、
この三つを学び、これを着実に実践する。

そして、かっちゃんが一変する。

かっちゃんを信じた
たっ一人の先生の存在が
かっちゃんの育つ力を開花させた。

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大雑把にこんな内容だ。

西川司さんは、
私の高校の一つ上の先輩だ。

そんな縁もあり興味深く舞台を見た。

あきらめずにやること、 人を信じること。

その先の希望が、
西川先輩の実践からビシビシと伝わる。

大きな勇気を頂いた時間となった。

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函館でこの演劇を行うことには、
役者やスタッフの確保など、
大きな困難があったものと思うが、
感動の場を提供下さった皆さんに感謝だ。

というわけで、
昨日は二つの贅沢な時間を
過ごすことができた。

さあ今日もぶれずに曲げずに、
確実に前進します。
==2018.8.24==

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

  1. 逢坂先生は健康で文化的な生活を送っておられるようでいいですね。

    「コシャマイン記」は興味がわいたので読んでみます。

    私は日曜日には、ろう者と聴者がつくる人形劇「河の童」を見に新居浜市にある「あかがねミュージアム」まで行く予定です。

    健康と文化は生きるためには欠かせない大切なものですね。

    それではおやすみなさいませ。

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