徒然日記
18年8月7日 その4001『逢坂誠二の徒然日記』(5698)
函館の今朝の気温は18度。
暑さが完全におさまった印象だ。
一方、昨日、岐阜県下呂では41度を記録。
東北や八王子などでは豪雨。
天候が完全に変調をきたしている。
1)審議拒否
衆院予算委員会に対する与党の対応が酷い。
佐川氏の議院証言法違反事案に対し、
与党は虚偽答弁ではないと結論づけたというが、
詳細に説明がないのだ。
口頭で概略の説明があったが、
文書での説明は未だに行われていない。
またこの問題を議論するため
理事懇談会の開催をお願いしているが、
全く開催の気配がない。
証人、参考人、閉会中審査の要請についても、
全くのゼロ回答状態が続いている。
委員会などを与党が強行的に開催し、
条件が整っていないため
野党が審議に応じない場合がある。
こうした場合は、
審議拒否と野党が批判される。
開催をお願いしても委員会などを開かないこと、
資料提出などの依頼をしても応じないこと、
こうした与党の不誠実な対応こそが、
審議拒否といえるものだろう。
昨年の憲法53条の規定に基づく臨時国会召集拒否は、
政府の審議拒否だ。
こうした与党の審議拒否は
もっと多くの方が知るべきことだと思う。
2)東京医科大学
東京医科大が医学部の入試で、
女子と3浪以上の男子受験者の合格者数を
抑制していた問題をどう見るべきか。
====
2次試験の小論文の得点に0・8を掛け
いったん全員を減点した、
その後、現役と1、2浪の男子に20点、
3浪の男子には10点をそれぞれ加点。
女子と4浪以上の男子は加点せず
減点したままにする操作を行い、
合格者数を抑制していたという。
入試でこんなことが行われていたのかと思うと、
何ともやり切れない思いになる。
他大学でも行われていた可能性も指摘されているが、
我が国は何とも酷い状態になっている。
百歩譲って、
この措置が必要なものだとした場合でも、
次の対応が不可避だろう。
今回のような措置が必要な理由を科学的、
論理的に明確に説明できること。
単独の大学で実施する理由が
あるのかどうかを説明すること。
仮に上記の対応ができたとしても、
この措置を講ずることを事前に告知すること。
こうした対応ができないならば、
やはりどう考えても、
著しく公平さを阻害しているだろう。
女子学生に対する差別的措置も驚きだが、
3浪以上の受験生もやり切れない思いで、
この事案を見ているものと思う。
他大学、他学部でもこうした対応がないのか、
文科省は早急に調査すべきだし、
予算委員会でも議論すべきだ。
さあ今日もぶれずに曲げずに、
確実に前進します。
==2018.8.7==
大学入試でもこんなインチキがまかり通ていたことに呆れてしまいます。
不平等で差別が横行している精神年齢が低い社会だなぁと思います。
安倍政治では国会での野党への対応のみならず沖縄、広島での対応も聞く耳がない酷い対応をしていると思います。戦争で犠牲になった方々の死が生かされる生き方を、今、生きている私達がしないと、こんな対応では戦争で亡くなった方々が浮かばれないと思います。
そういえば、もうすぐお盆ですね。
それではおやすみなさいませ。