徒然日記
4月29日 その1737『逢坂誠二の徒然日記』
今日は、早朝5時から会合のため、
いつもよりもさらに早めに
活動を開始している。
今日の函館も天候は悪くなさそうだ。
予想最高気温は20度程度になる見込みだ。
五稜郭公園の桜はまだ開花していないが、
この気温が続くと花開く日も近いものと思う。
昨日は、函館、八雲、長万部、
せたな、今金などを回っている。
1)メーデー
昨日は、地元函館でのメーデーに参加している。
午前9時30分から開会セレモニーが、
千代台で行われ、その後、市内を行進した。
参加者は約1,600人とのことだ。
終了後、参加団体のいくつかが、
五稜郭公園で、
ジンギスカン鍋を囲み交流会を行ったが、
短時間、私も参加させて頂いた。
ジンギスカンに、
キトピロ(ぎょうじゃニンニク)が入っていたが、
今年のはつものとのことで、
山の味覚を堪能した。(食後の口臭は大変だったが…。)
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メーデーの挨拶では、
安心安全で活力ある日本社会を創造するためには、
昨日も書いた、
三つの元気の実現が必要だと話している。
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働く者の元気
経営者である、労働者であるを問わず、
老若男女、働く方々が元気になることが重要だ。
この元気が、医療や社会保障をはじめとする
日本の安心を創造することになる。
(そのために、雇用の安定、
正規・非正規間の処遇格差の改善、
自立的労使関係の確立、
法人税や租税特別措置の見直しなどを行う)
・
子どもの元気
少子高齢社会の日本の現状を考えると、
子どもが育ちやすい環境づくりと、
将来の日本を支える人材の育成が不可欠だ。
そのために子育て分野や教育への
社会資源の配分を厚くする必要がある。
(そのために児童手当の大幅拡充、
高校授業料無償化、
小学校少人数学級の実現、
奨学金の充実、
保育所待機児童対策などを行う)
・
地域の元気
日本の各地は、それぞれが個性を持っている。
この個性を踏まえて、
それぞれの地域の元気を引き出すことが重要であり、
それが最終的に日本全体の活力につながって行く。
(そのために交付税増額、
義務付け枠付けの見直し、
地域自主戦略交付金創設拡充、
国と地方の協議の場の法定化、
国際戦略総合特区など各種特区の拡充、
郵政改革の推進などを行う)
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また昨日は、
サンフランシスコ講和条約によって、
国民の主権が回復してから60周年だった。
この60年の前半で、
日本は世界でも例のない経済成長を果たし、
世界有数の経済大国となった。
しかし、20年あまり前から経済成長が頭打ちとなると同時に、
少子高齢化が進展し、社会のあり方が大きく変化した。
加えて1989年の東西冷戦の終焉とともに、
世界の座標軸も変化した。
ところが日本の社会はこれらの変化に
柔軟に対応することができないままに、
今日を迎えた。
その結果、国内の活力が失われるともに、
多額の財政赤字を抱え、
社会保障制度も大きな揺らぎの状態となってしまった。
これらの課題について、本来は、早い段階でその芽を摘むことや、
何らかの対策を講ずることが必要だったが、
残念ながら、有効な手立てが講ぜられることはなかった。
つまり日本の主権回復後の60年間のうち
前半の30年余りは、
苦しい中ではあったが、徐々に勢いを増した時代であった。
しかし後半は、
本来対処すべき課題に、
本質的な対策を講ずることができないままに
過ぎてしまったのだ。
そこで野田政権は、
周回遅れの課題、
すなわち社会保障の基盤強化と財政再建、
あるいは新たな外交の枠組みづくりなどに
手を打つ必要がある。
周回遅れの課題に対処するという点では、
野田政権に対する印象には時代遅れの感があるだろうが、
ここを乗り越えずに日本の新しい未来を描くことは容易ではない。
野田政権は、
愚直にこの周回遅れの課題に取り組むとともに、
働く者の元気、子どもの元気、地域の元気、
この三つの元気の実現に邁進しなければならない。
同時に、今後、日本の目指すべき大きな方向を示すため
全力を上げねばならない。
さあ今日もしっかりと前進します。
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2012・4・29 Seiji Ohsaka
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