徒然日記
11月12日 その3733『逢坂誠二の徒 然日記』(5430)
函館の朝の気温は2度。
正直、寒い。
昨朝、帰函し、
夜9時過ぎまで地元を走り回った。
特に夜5時以降は、
様々な会合が同時刻に開催されたため、
主催の皆さんとも連絡を取りつつ
時間調整をしながら、
綱渡りの対応となった。
催しが重なるとこうせざるを得ないのが現実だが、
こんな対応は申し訳ないと思っている。
1)松前観光協会
昨日、松前観光協会ができてから
70年の節目の式典が松前町で開催された。
私が、初めて松前の桜まつりを訪問したのは、
ちょうど半世紀前。
まだ砂利道だらけの日本海側を南下して、
松前に到達した。
そこで見た桜まつりは圧巻だった。
あんなにたくさんの桜の花を見たのも初めて、
お城を見たのも生まれて初めてだった。
桜の花びらが舞い散る青空のもとを
多くの来訪者が行き交っている。
凄い催しがあるものだと感心した。
その祭を支えていたのが観光協会だ。
私が初訪問した際、
観光協会はもう既に20年の歴史を積み重ね
大きな実績を残していたことが分かる。
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松前の観光資源は豊富だ。
桜、松前城、寺町、海産物、松前海苔(岩海苔)、
松前漬、書道、蠣崎波響など実に多彩だ。
そして松前には、
北海道の他地域に真似のできない魅力がある。
松前独自の歴史だ。
松前観光をさらに元気にするためには、
これら資源を有機的につなぎ合わせて
来訪者の皆さんに何を感じていただくのかを明確にした
ある種のストーリーを作ることが大切だと思う。
特に桜の時期以外の
松前が静かな時期に何を感じていただくのかを
もっともっと突き詰める必要がある。
白神岬に激しく打ちるつける波のむこう、
海から山になだらかに広がる丘陵に
松前の街並みが見えてくる。
私は、函館から白神岬を経て松前に向かう、
この風景が好きだ。
他にも松前の良い風景の場所は多い。
こうした景観の良さも
もっと認識されても良いと思う。
函館から90キロあまりの場所に
位置する松前が元気になることは、
函館から松前までの津軽海峡地域、
さらに松前から北上する日本海地域、
これら全体の活性化に効果があるものと思う。
松前観光の活性化のために
私もさらに力を尽くしたいと思う。
さあ今日もブレずに、曲げずに、
確実に前進します。
== 2017.11.12 ==