徒然日記
8月21日 その3650『逢坂誠二の徒然日記』(5347 )
昨日は、久しぶりに朝からスッキリと
晴れの天候となった。
まだ8月、晴れになれば日差しは強い。
強い日差しのもとで、
朝から夜まで外回りに走り回った。
ところが今朝は一転、曇りの朝だ。
好天は長続きしない。
1)民進党代表選挙
民進党の代表選挙が今日、告示される。
私は、今回の選挙の実施そのものに慎重な立場であり、
今の時期に選挙を行うことの意義に疑問を感じている。
だが選挙戦になれば、
いずれかの候補を支持することになる。
過日、8区総支部の常任幹事会を開催し、
代表選挙について意見交換をした。
その結果、
原発への対応(大間原発建設の凍結)、
柔軟な野党共闘などの政策の違いなどを考慮し、
枝野幸男さんを支持し、
私が枝野幸男さんの推薦人となることが確認された。
投票は9月1日だが、
党員サポーター票の行方が
勝敗を左右することになる。
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私が旧民主党に参加したの2005年。
以来、12年が経過した。
この間、我が党の党内統治力の不足を痛感している。
それぞれの議員は実力のある方々が多い。
しかしその議員が、
個々人の思いに沿って全力で活動しても、
党としての力が最大になることはない。
個々の議員の力配分を調整しつつ、
党組織としての力が最大になるよう
按配しなければならないが、
この按配する力が十分ではないと感ずる。
与党でいた3年3ヶ月も同様だった。
各省の政務三役が、全力で疾走しても、
政権として最大の力を発揮することにはならない。
各省の利害が衝突することもあり、
その調整をしないままに、
各省が全力疾走すれば、
政権運営がギクシャクするのは当然だ。
こうした按配、調整といった機能が
我が党には不十分だと感ずる。
この調整弁になったり、
党内バランスを按配する人材、
この登用がハッキリ言えば
下手くそなのが我が党なのだと思う。
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重要役職を経験したベテラン議員の皆さんも、
役職を引退後も最前線で、
一兵卒のように仕事をしている。
しかし昨日まで、重要役職だった方々、
私のような議員と
全く同列で議論することが、
組織のあり方として妥当なのかどうか、
こうした点も十分に考える必要がある。
もちろん私の嗜好として、
重要役職を経験した方々が、
一兵卒のように仕事をすることは、
虚心坦懐な姿勢で評価したい気持ちが多い。
しかしそうした行為には、
重要役職が軽いものになり兼ねない危うさを孕んでいる。
重要役職に就任するにはそれなりの覚悟が必要だ。
その役職を退くのは、相当に重い決断だろうし、
退いた後の活動も、重要役職を経験者としての矜持、
あるいその役職を経験したからのこその役割があるはずだ。
しかしあまりにも真面目に
一兵卒のように平場の活動に戻れば、
そうした重要役職の経験が
活きることにはならない。
こんなことをしていれば
組織としての経験が 蓄積されないし、
重要役職への就任退任が、
学級会のウサギ小屋世話の
持ち回り当番程度に扱いにしかならない、
実に重みのないもに貶める可能性がある。
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私としては、
今回の代表戦は望むものではないが、
せっかく代表選挙を行うのだから、
我が党のこうした課題も
乗り越えられる結果となればと願っている。
バランス感覚、調整弁、力の按配など、
最前線で汗を流すのとは一線を画す機能を、
代表選挙後に備えられるかどうか、
それが我が党の将来を左右する。
9月1日の新代表決定に向け、
あるいは新代表決定以降以降、
こんなことに目配りをしたい。
さあ今日も、確実に前進します。
== 2017.8.21 ==