徒然日記
3月10日 その1687『逢坂誠二の徒然日記』
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都内は弱い雨が降っている。
気温は4度程度、
日中も6度程度までしか上がらない。
1)朝の勉強会
昨朝の勉強会では、
電波のオークションについて、
専門家から話を聞いている。
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賃貸マンションに例えると、
電波利用料は、維持管理のための共益費のイメージ。
電波を資産と考えた場合、
賃貸料が回収されていないのが現状。
オークション制度は、
電波の有効利用の促進、
電波の市場価値を反映でき、
歳入を国民に還元できる
透明性、公平性、迅速性が確保されるとのこと。
しかし、
落札価格の高騰による、
支払い困難、料金などに悪影響があったり、
応札者がいないケースもある。
免許人の権力が強くなる、
産業の寡占化が進む、
電波利用料と違い継続的な歳入が見込めないなど
マイナス面も指摘された。
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オークションは、電波を配分するためのメカニズムであり
配分後のことについては、何らの影響を持っていない。
配分後のことを、
あらかじめキチンと決めておかないと、
応札者は、電波の価値を評価できないとの指摘もあった。
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現在、オークションを導入するための
電波法改正案が国会に提出されている。
専門家の指摘も踏まえつつ、
しっかり議論しなければならない。
今日は、早朝のうちに函館に移動だ。
さあ今日もしっかりと前進します。
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2012・3・10 Seiji Ohsaka
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八雲町でのオープンミーティング、大変お疲れ様でした。人数も確保でき、初ミーティングとしては上々のスターだったと思います。
私としては、労組関係者で逢坂さんとも接する機会があることから、一般町民との意見交換を主体にすべきと思い、発言を控えるスタンスで臨みましたが、国家公務員の超大幅採用減に憤りを感じていたものですから、発言させていただきました。
実は、もうひとつ聞きたかったことがあります。それは、地域主権改革の今後の展望であります。トレンドとして、今の方向性に間違いはないと思っています。ただ、基礎自治体だけでは運営が困難な国保・介護の課題を感じています。権限を国から基礎自治体へ移譲する流れとともに、逆に基礎自治体から国へ運営をお願いするものもあってしかるべきとも感じています。
国が基礎的な財源を交付し、あとは、各自治体に応じたサービスを保険料等で賄うという考え方は否定しません。各自治体においては、直営診療所の有無や医療費無料政策などの違いがあって当然です。ただ、国立社会保障・人口問題研究所が示しているとおり、今後ますます少子高齢社会が加速する中で、はたして、基礎自治体が保険者として国保や介護を運営できるのかに疑問を感じています。
後期高齢者医療制度については、北海道全体で広域連合を組織しましたが、国保についても同様と考えます。もっといえば、国がナショナルミニマムとしての国保制度を運用し、各自治体において上乗せサービスを提供するような制度設計は出来ないものかと考えます。私自身、国保や介護の現場に身を置いたことがないので、いやいや現場はそうではないよ、との見解もあるかもしれませんが。そんなことを感じています。