徒然日記
12月1日 その3387『逢坂誠二の徒然日記』(5084)
今日から師走だ。
時の流れは早いし、先が読めない時代だ。
だからこそ、目先のことにうろちょろしないで、
社会を俯瞰しながら進みたいと思う。
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昨日は、道道木古内江差線の
新吉堀トンネル開通式出席のため帰函し、
今日からの国家審議に備えるため、
昨夕に再上京した。
ここ10日間ほど、
函館と東京を何度行き来しているのか分からない。
国会審議に支障のない範囲で、
できる限り地元優先で対応したいと思う。
頻繁に東京と函館を行き来する私の姿を見て、
空港の職員の方から
「健康が心配」との言葉をかけられた。
温かい気遣いに心から感謝している。
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健康に留意しなければと思いつつ、
今日の国会審議や様々なことに対応するためには、
一日24時間は、いかにも少ない。
今日は、いつもよりも早く午前2時半に起床し、
ごそごそと資料読みなどを行なっている。
1)チェルノブイリ
石棺で覆われていたチェルノブイリ原発が、
今度は鋼鉄製の巨大シェルターに覆われることになった。
あの事故から30年が経過したが、
事故処理はまだまだ終わる気配はない。
巨大シェルターは、重さ3万6200トン、
高さ108メートル。
移動式の構造物としては世界最大級。
総工費約1,800億円(約15億ユーロ)。
シェルターの耐用年数は100年。
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しかし、このシェルターが完成しても、
溶け落ちた核燃料を
どう処理すべきかは決まっていないという。
発生する放射線に蓋をしたに過ぎないという。
まさに臭いものに蓋状態なのだ。
しかもうまく核燃料を取り出し、解体しても、
それらの保管場所は全く未定だという。
実は、これらの問題は、人ごとではない。
日本が、まさに福島第一原発で
直面している問題なのだ。
2)民法改正
年金カット法案の強行採決に端を発した、
不正常な国会が、与野党の協議により
昨夕からやっと当たり前の状態になった。
今日午前9時に法務委員会理事懇談会を開催し、
明日の審議日程を協議することになる。
これでやっと議論再開だ。
民法改正は、議論すべきことが山のようにある。
基本法である民法を、不安定な状態で、
世に出すことは避けねばならない。
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今回の民法改正の大きな柱の一つとなっている
保証についても、疑問が多い。
保証人の意思を公正証書で確認することになるが、
その作成に関する疑問も少なくない。
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明日の法務委員会では、
こうしたことについて質疑する予定だ。
今日は、早朝の原発ゼロの会世話人会から
国会での活動がスタートする。
また参議院での議員立法の答弁も予定されている。
夕方には帰函し、地元での会合に出席の予定。
さあ今日も、確実に前進します。
== 2016.12.1 ==
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