徒然日記
8月25日 その3289『逢坂誠二の徒然日記』(4986)
午前4時、函館の空は、雲が少ないと思ったのだが、
1時間が経過し、
気づいたら空全体が低い雲に覆われ始めた。
朝の気温は20度。
真夏のうだるような暑さは、
完全に峠を越えた印象だ。
1)71年目の夏も
昨日、函館市戦没者追悼式に参列し、
戦没者の御霊に献花させて頂いた。
昭和19年に父が召集されたという遺族の方の挨拶を聞き、
改めて目頭が熱くなる。
昭和20年8月23日、父の戦死が知られたという。
自宅に届いたのは、白い布に包まれた白木の箱。
中には遺骨はなく、父の名前を記した紙が一枚入っているだけ。
当時12歳だったという彼女は、今もその日のことを、
そしてそれを知らされたときの母のことを
鮮明に覚えているという。
あれから71年目の夏となるが、彼女の心の中で、
戦争は終わっていない、そんな雰囲気を強く感ずる。
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今年の夏も、
戦争に関する資料や、
戦争の史実に基づいた小説などを
集中的に読んでいる。
これらを読むと、今さらながらに、
戦争とは如何に愚かなものであるかを痛切に感ずる。
人を殺し合うことの異常さ。
そんな状態になると、
人間も社会もまともな判断ができなくなること。
冷静に戦況などを分析する者が
排斥されることも日常茶飯事だ。
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日本近海などで、様々な事象が発生している。
その解決に全力を尽くすことは当然だが、
どんなことがあっても、絶対に戦争状態にしてはならない、
その強い覚悟が、今、改めて私たちの国に求められている。
今日は上ノ国町から活動を開始するため、
早朝のうちに移動を開始する。
そのため朝の街宣は中止となる。
さあ今日も、確実に前進します。
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