徒然日記
3月18日 その3180『逢坂誠二の徒然日記』(4824)
東京の日の出も随分早くなったが、
それでもまだ一時間以上あとの午前5時47分。
空はまだ暗い。
今日も予想最高気温は、
20度程度になる見込みだ。
1)国境離島
民主党政権時、離島振興法の大幅改正を行い、
離島振興のために、新たな予算確保することができた。
今回、それをさらに補完するため、
奥尻島を含む国境離島の振興を進める法案を
超党派で検討していた。
その結果、私も提案者の一人となって、
本日、衆院議長にその法案を提出する運びとなった。
この法案の成立は、地元の奥尻町長をはじめ、
全国の離島関係者の皆さんから、
早期成立を強く要請されていただけに、
本日、提出できることになったことは、
本当に嬉しく思う。
多くの皆さんと
粘り強い取り組みを続けたことを振り返りつつ、
感慨ひとしおだ。
2)法案対応など
昨日も早朝から夜遅くまで怒涛の一日だった。
前述の国境離島をはじめ裁判所定員法の改正案についても、
その賛否を巡って走り回る一日だった。
今日採決となるが、多くの皆さんと調整の結果、賛成する見込みだ。
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合わせて洋上投票などを含む公職選挙法の改正についても、
様々な皆さんと連絡調整を行い、何とか先が見えてきた。
今日は、その前段となる衆院の委員会も動き出す。
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電力事業者に核燃料サイクル経費拠出を義務付ける法案も、
改めて政府から説明を受けている。
この法案は、大間原発にも大きくかかわるものであり、
今の政府が大間原発全面推進の姿勢
であることが良く分かる法案だ。
当然、この法案に賛成することはできないが、
法案の問題点を明確にするためのさらに勉強が続く。
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外国人技能実習に関する法案についても昨日、
党内議論を行っている。
政府提出法案を、どう修正すべきか、議論が続く。
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NHK予算に対する総務員会での議論も始まった。
(私の質疑もテレビで放映されたはずだ。)
籾井会長の公共放送、さらに受信料に対する認識は甘い。
民放と違ってNHKにしかできないこと、
さらにNHK受信料の義務性について、
十分な理解があるとは思われない。
籾井会長は就任後二年が経過しても、
こんな基本を理解しないのだ。
与党からも籾井会長に厳しい声が上がったが当然だと思う。
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昨日は、とにかく法案対応三昧の一日。
立法府の一員冥利に尽きる時間を過ごした。
3)日本離れ
先週、海外の投資家が、
日本市場で株式を売った額は買った額を1兆円以上、
上回る大幅な「売り越し」となった。
規模はデータのある昭和57年以降で過去最大。
売り越しの額は昭和62年10月に世界的に株価が暴落した
いわゆる「ブラックマンデー」の週の1兆1220億円を上回った。
海外投資家の「売り越し」は年明けから10週連続。
日本企業は円高ドル安を受け輸出企業を中心に業績悪化が意識され、
日本株を売る動きにつながっているらしい。
東京市場は、
株式の取り引き額に占める
海外の投資家の割合がおよそ70%。
今後、どの程度日本離れが進むか不透明感が漂う。
こんなにも外国人投資家が多いのだから、
株価が上がっても、それが即、日本人の利益には結びつかない。
アベノミクスの盲点の一つだ。
今日も朝から、
企業団献金問題に関するワーキングチームの会合から
国会での活動がスタートする。
その前に、ストレッチ、筋トレなどを行って国会に向かう。
今日も密度の濃い、いや濃すぎる一日となるに違いない。
さあ今日も、確実に前進します。
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