徒然日記

11月28日 その3069 『逢坂誠二の徒然日記』(4713 )

昨夕、帰函したが、

一昨日と同様、

函館空港が強風のため
羽田空港に戻る可能性のある
条件付きの離陸となった。

飛行機は、
一昨日以上に激しく揺れたが、
無事に函館に着陸。

何度乗っても、揺れる飛行機は、
どうも心地が悪い。


1)ウズベキスタン その6
ウズベキスタンは、
他の中央アジアの国々と同様に、
1991年に、当時のソビエトから独立した。

それ以来、イスラム・カリモフ氏が24年間、
ずっと継続して大統領を務めている。
しかし少なくとも私が接した国民の皆さんからは、
長期政権を批判する声はなかった。

逆にカリモフ大統領が退任したら、
次の大統領はカリモフさんのように
うまく国家運営ができるのか
と心配する声を複数聞いた。

驚いたのは、工学系の大学院生が、
カリモフさんは素晴らしいと連発していたことだ。

色々と課題は多いが、
近隣他国に比較すれば政情が安定していることが、
その理由のようだ。

以前も書いたが、
2005年に武装勢力が
政府施設などを襲撃する事件が発生し、
政府はそれを武力で鎮圧したという。

その際に、その事件に全く無関係の市民も
多数亡くなったと言われる。

私が接した方々はこのことを
あまり多く語りはしなかったが、
この事件以降、さらに国情が
安定したと見る向きも多いようだ。

安定的な国家運営のためには、
多少の強権的なことも
容認するということなのだろうか。

インターネットも、
海外で見られるサイトが、
国内では見られず
一部閲覧制限があるらしいが、
これも国家の安定のためには
仕方がないと言う。

こうしたことを独裁的と
糾弾することは簡単だが、
ウズベキスタンの歩みを思うと
ことはそれほど簡単ではない。

国家運営の難しさが、ここにある。

年に一度の建国記念の式典で、
カリモフ大統領も、陽気に踊るらしい。

国民は、その姿を見るのを楽しみにし、
踊る元気な大統領を見て安心するという。

政治家の振る舞いの難しさというか、
影響の大きさを痛感する。

民主的な手法がどんなに正しくとも、
国家が混乱すれば意味が無い、
そんなことなのかもしれないが、
私が大統領なら、
どんな手立てを用いるべきか、
思いを巡らせている。


さあ今日も、確実に前進します。

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        2015・11・28

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