徒然日記

8月21日 その2970 『逢坂誠二の徒然日記』(4614)



東京は、雲の多い朝を迎えている。

予想最高気温は29度。

暑さのピークは過ぎたようだが、
残暑は相変わらず厳しい。

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昨日は、北海道のJAの皆さんが大勢おこしになり、
TPPと来年度予算に関する要望を受けた。

TPPについては、7月のハワイで合意できず安堵しているが、
日本が積極的に9月に向けた
動きを探っているとの情報が飛んでいる。

TPPについては、気を緩めることができない。

1)避難計画
安倍総理は、8月14日夜の
ニュースウオッチ9(NHK)に生出演し、
川内原発の避難計画について、次のように語った。

「10㎞圏内のみなさまについてはですね、
 医療や福祉施設に入っておられる方も含めて、
 要支援者の方々については、
 お一人お一人について、
 避難先や避難手段はもう特定しています。
 また住民避難のためのバスも確保しながら、
 また避難計画も、ちゃんと、
 われわれも考えて作っています。」」

この発言を聞いたとき、思わず耳を疑ってしまった。

総理の発言は、後に録画DVDで確認したので、発言は事実だ。

この総理発言は、
避難計画について本当のことを言っているのだろうか。

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全ての要支援者の避難先と手順が特定されている


住民避難のバスも確保されている

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総理は、そう明言した訳だ。

現在、それが事実かどうか調査中だが、
今のところ総理の話は、
どうも事実には思われない。

調査を継続する。

2)PKOと日通
国連の平和維持活動(PKO)は、
自衛隊がもっぱら行うものだと
多くの皆さんは感じていると思う。

ところがPKO活動そのものを行うのは自衛隊ではあるが、
その活動を様々な形で支えているのは多くの民間企業だ。

南スーダン国連平和維持活動(PKO)では、
2012年に丸紅が約6億円で宿営地整備を請け負っている。

同じ年、日本通運が
南スーダンの自衛隊員の交代や
荷物の輸送業務を陸自から受注した。

ジブチでの海賊対処活動の拠点では、
給食や清掃などの管理業務を日本企業が受託。

PKO活動も自衛隊だけでは
やり切れていない現実があるのだが、
その詳細は必ずしも分かっていない。

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一部報道によれば、南スーダンで、
これら自衛隊の保管業務を担っている民間企業が、
内戦の激化によって、数日間足止めされたようだ。

今後、万が一、安保法制が成立し、
自衛隊の活動範囲が広がったら、
さらに民間企業の受け持ち範囲、
分野が広がる可能性は否定できない。

その際に、その民間人の安全対策や、
万が一の際にどのような対応になるか、
この当たりの議論は極めて曖昧だ。

安保法制の成立如何を問わず、
現行PKO活動の中でも、民間企業の安全対策について、
内容を確認する必要がある。

今日もしっかりと前進します。
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      2015・8・21
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皆様のコメントを受け付けております。

  1. おはようございます。

    いつも、思うのですが阿部総理の言葉は、非常に軽く、安易で、国民に訴えない言葉です。
    挙句の果てに、嘘であれば誰も信用などできるはずもなく信用しない。
    これを、黙ってやらせている自民党議員は、アホか!!!です。

    本日、取り上げた問題についてですが、地元住民は、なんの事ですか?と言っております。
    地元住民に周知させずにこんなことを言っても又、「嘘」だろうと言われておるのを知るや、知らずや。

    それでは、今日も頑張ってください。

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