徒然日記
8月20日 その2969 『逢坂誠二の徒然日記』(4613)
昨日は、函館市主催の
戦没者追悼式に参列後、上京した。
上京後、来週以降の委員会などに備え
幾つかの準備を開始している。
お盆の地元活動三昧から、
国会活動へ移るための
モラトリアム的時間だ。
それにしても私の腕も顔も黒い。
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夜明け前の東京は、雲が多い感じだ。
気温は既に24度程度だが、
日中の予想最高は27度。
暑いには違いないが、
一時期に比べると10度近くも気温が低く、
徐々に過ごしやすい感じになっている。
1)民主党に足りないもの
今日は、与野党や国会周辺政治関係者など様々な方が集まる
早朝からの勉強会でスピーカーを頼まれている。
依頼されたテーマは、「民主党に足りないもの」。
民主党に足りないものは、数多くあるが、
それらが他の党に備わっているかどうか私には、
必ずしも分からない。
従って「民主党に足りないもの」であると同時に、
政党一般に必要なもの的な観点で、
次のようなことについて話をしたいと思う。
==民主党に足りないもの==
Ø
金(カネ)に対する認識が甘い
選挙は、良くも悪くも衆愚性を帯びている。
有権者は、完全論理的な政策だけを見て、
一票を投ずるわけではない。
補助金や税制措置など、
自分に有利な我田引水的、利益誘導的政策に
誘引される可能性は否定できない。
そうしたことに思いを巡らすことの是非はあろうとも
それが政治の現実だ。
選挙はある種の人気投票であり、
一票でも多く票を獲得せねばならないが、
こうしたことに対する認識が希薄だ。
経済政策についても同様だ。
有権者が政治に期待することの上位は、
常に景気経済対策だ。
つまり自分の懐を潤すような政策を常に期待している。
こうした有権者の思いを念頭に置いた、
経済政策に対する認識が弱い。
政策とは別だが、
官房機密費や政治資金などについても淡泊だ。
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Ø
義理人情の欠如
政治や政策は論理的な側面が大切だ。
しかし論理で割り切れないことも多い。
単なる好き嫌いで判断することも現実だろう。
こんな中で、盆暮付届け、宴席など、
人の心をつなぐ工夫が少ない。
どんなに弁が立とうとも、論理的に正しかろうが、
年長者を敬うなど長幼の序が欠如している。
逆に、年長者をはじめ組織として後輩を育てる、
後輩に継承するなどの気風が希薄だ。
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Ø
政策の不存在
政治の世界には、多様な価値観、多種多様の方々、
有象無象の利害が存在している。
こんな中では、論理的に正しい政策であったとしても、
簡単に自動的に実現するものではない。
政策の肝は、論理性に加えて、
実現可能性があるか、
あるいは実現可能性が少ないものであっても、
実現させるという強い意志が必要だ。
実現に対する具体的手順や意志のないものは、
政策とは言えない。
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Ø
権力欲に乏しい
政治の現場は、権力闘争であり、そこには論理も何もない。
単に権力や地位にしがみつくという醜い姿かもしれない。
政策の論理性だけを掲げても、
こんな世界の中では、
駆逐される可能性が高い。
非論理的であったとしても、
自分の政治理念、政策目的を実現するためには、
野人のような権力への執着心が必要だ。
逆に執着心のない政治家は、
有権者にとって弱く頼りない
信頼できない存在に見えることがあるのではないか。
権力への執着心が、
政治を動かす力の源泉の一つ。
====
・
暇な引退老人・長老の存在
全員が第一線のプレーヤになっており、
全体を俯瞰して総合最適を見通す力が欠如している。
個別政策や個別大臣が最大限の頑張りをしても、
その集合体である内閣が
良いパフォーマンスをしたことにはならない。
部分最適の集合体は、必ずしも全体最適ではない
ということが、理解できていない。
全体を俯瞰して塩梅する政治家(長老)の存在が必要だ。
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こんな話に加えて、経済と政治のことや、
今後の社会の行く末についても言及したいと思う。
今日の東京の日の出は5時3分。
夏至の頃は、4時25分頃だったので、
30分も日の出が遅くなった。
気が早いが、東京も徐々に秋に向かっていく。
さあ、今日もしっかりと前進します。
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2015・8・20
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皆様のコメントを受け付けております。
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おはようございます。
そろそろ、北海道は秋ですね。そして、白い雪を見て又、あのきれいな桜の花の時期を迎えます。
国民は、それを待ちながら一所懸命に頑張って働き税金を稼ぎ出しているのです。
どうして、そういうことを政治家は、理解できなんでしょう。
その理由は、自分達が、稼ぎ出す苦労をしていないからわからないんでしょうね。それにしても、この安倍政権は、どうなっているんでしょう。
私も、数年前から中国と日本は、経済的にも一般お付き合いもすべてうまくいくと思っておりました。
しかし、4~5年前から米国と中国の代理戦争をさせられるような気がしておりました。
なぜなら、米国は中国の台頭をこころよく思っておりません。
しかし、自国にはそれを防ぐ国力は、もうないということです。
よって、まだ、少し経済力に力のある日本に目をつけて、最終的には代理戦争、経済的にはTPP経済を押し付けて自国の
経済立て直しを考えたのです。米国は、今、世界中で戦争をしておりますが、全部代理戦争でしょう。
そしてもう一つ、「原発の再稼働及び新設」もするように阿部総理に進言しております。
それに阿部総理は、乗ってしまったのです。これは、大変なことです。
日本が、有事状態に陥った時には、米国が助けてくれると思っているこの日本の政治家は、バカかと私は言います。
そんな財力が米国にあれば、日本に頼むような事、又、環太平洋人を騙すようなTPP経済を考えますか。
自民党、民主党、共産党、維新の党?、他野党の方に、一度この考え方をブッツケテ見てください。
阿部総理は、まず、何がほしいのかを考えると「日本の先祖帰り」と「自分の名声」しか、考えておりません。
しかし、このままいくと、歴代政治家の中で初めて「日本を壊した政治家」ということになるような気がします。
それでは、国民が困ります。外国にも大変な迷惑をかける事になります。
そして、まず。「安保法案の廃案」「TPPよりの脱会」「原発の再稼働及び新設の禁止」等々をして自国の状態のことを考える政治をしっかりとする事です。そして、まず自民党政治を終わりにする事です。それを経済界にも提案することをお願いいたします。以上、沢山申し上げましたが、よろしくお願い申し上げます。
こんにちは。
確かに大切な事柄で、民主党にかけるところ多々あります。
もっとも、以下をすべて満たそうとすると、昔の自民党と
瓜二つになりそうです。
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1)民主党に足りないもの
今日は、与野党や国会周辺政治関係者など様々な方が集まる
早朝からの勉強会でスピーカーを頼まれている。
依頼されたテーマは、「民主党に足りないもの」。
民主党に足りないものは、数多くあるが、
それらが他の党に備わっているかどうか私には、
必ずしも分からない。
従って「民主党に足りないもの」であると同時に、
政党一般に必要なもの的な観点で、
次のようなことについて話をしたいと思う。