徒然日記
9月7日 その2207『逢坂誠二の徒然日記』
今日は、24節季の一つ白露だ。
「大気が冷えてきて、露ができ始めるころ」の意味だが、
朝の窓を開けると、冷たい空気が部屋に流れ込んでくる。
まさに函館は白露の雰囲気が漂っている。
1)おおさか誠二杯ボーリング大会
昨夕、第1回おおさか誠二ボーリング大会が開催された。
初開催ということもあり、
関係者の皆さんには準備など、大変なご苦労を頂いた。
その甲斐があって、
100名近い皆さんの参加があり、
盛大に開催することができた。
私も始球式を行い、
皆さんと一緒に2ゲームをプレーした。
春からの腱鞘炎の状態が思わしくないため、
腕の状態に気遣いながらの参加だ。
何年ぶりにボーリングをしたのか、
思い出せないほど久しぶりのプレーだが、
実に楽しく、和気あいあいと楽しむことができた。
もちろん成績は、散々だが、
多くの皆さんと一緒に楽しめたのは最高のひと時だった。
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プレー終了後の表彰式を兼ねた懇親会も、
大盛り上がりだった。
大会準備に奔走頂いた皆さん、
大会に参加頂い皆さんなど、
多くの皆さんに心から感謝を捧げたい。
有り難うございます。
2)福島第一原発視察 その2
何度かに渡って
9月5日の福島第一原発視察の模様を報告したい。
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9時18分:
JRいわき駅到着後、借り上げバスで、
広野町サッカー場敷地に設置された
ホール・ボディ・カウンター(WBC)センターに、
常磐自動車道を利用して向かう。
広野町は、いわき市の北、およそ20㎞に位置している。
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震災直後にも、
福島県内の自治体を回るため、
常磐自動車道を走った。
その際は、地震の影響で、
路面のいたるところに亀裂や隆起、陥没があった。
もちろん今回は、それらは補修されている。
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山あいの谷間には、農家が点在し、
たわわに頭を垂れた稲穂の実る水田も多い。
多様な広葉樹が茂る山やまの緑は深く、
北海道の山林よりも密度濃く感ずる。
山の豊かさを感ずる。
日本のいたるところに見られるごく普通の農山村の風景だ。
移動するバスの中では、
多くの皆さんが線量計をのぞきこんでいる。
この山間部に入るに従って、
放射線量が上がる部分がある。
線量がそれほど高い訳ではないが、
わいわいガヤガヤ、線量についての話題が続く。
車内では、熱心な線量の分析議論が進むのだが、
その車窓には、
農家の皆さんが当たり前の生活を送っている風景が広がる。
この車内の会話と日常生活とのギャップに
得も言われぬ悲しさと理不尽さを感ずる。
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広野インターチェンジ付近で、
今回の視察の事務局を務めて頂いた森原さんが、
東電の担当者と、
もうすぐにWBCセンターに到着するとの連絡を取り合う。
10時22分:WBCセンター到着。
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WBCセンターの周辺には、
プレハブ二階建ての宿舎が広がる。
同じ作りのプレハブが何棟も建てられている。
一階壁側には、
規則正しくエアコンの室外機が並ぶが、
画一的で無味乾燥な風景だ。
このプレハブは、
原発関連で作業する皆さんの寮なのだろうか。
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いよいよWBCセンターで、
原子力施設入場前の私の体内に存在する
放射性物質を体外からの計測が始まる。
今回の視察の本格的なスタートだ。
(以下、続く)
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2013・9・7 Seiji Ohsaka
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