徒然日記
5月22日 その2098『逢坂誠二の徒然日記』
函館は、若干の雲があるが、
まあまあ明るめの朝を迎えた。
朝の最低気温は9度。
日中は19度との予報だ。
全国の天気予報によれば、
京都は今日、32度にもなるというが、
北海道は午後には、
にわか雨の可能性もある。
1)筋が通らない
経済産業省は20日、
総合資源エネルギー調査会の総合部会で、
2030年までに世界の原発が
90~370基程度増えるとの試算を示している。
経済成長に伴うエネルギー需要の拡大が理由だというが、
新たなエネルギー基本計画案の検討に当たり、
日本の原発輸出を促す根拠とする思惑があるのでは、
と報じられている。
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福島第一原発事故収束見通しが立たないうえ、
日本国内の原子力発電に対する基本姿勢も定まらない中で、
売り込みに力を入れるのは筋が通らない。
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一方でこんなニュースが流れている。
ソフトバンクが、
北海道安平町の2カ所と
八雲町の計3カ所で計画していた
大規模太陽光発電所について
建設計画の見直しを決め、中止になる可能性が高い。
ソフトバンクは、
3カ所で18万キロワット以上の発電を予定していた。
北海道電力は、
固定価格買い取り制度導入に伴う
大規模な太陽光発電の受け入れは、
出力2千キロワット以上で40万キロワット程度が限度としている。
北電によれば、
天候で出力が変わる太陽光発電の割合が増えると
電力供給が不安定になることが理由とのこと。
昨年の電力の固定価格買い取り制度の導入によって、
北海道内では、
2千キロワット以上の売電申請は4月末時点で
87件、156万8千キロワットに上っているが、
この7割以上が実現困難となる可能性が高い。
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中央レベルでは、
原発輸出の伏線が敷かれる。
地方レベルでは、
自然エネルギーを推進したい民間の思いとは逆に
自然エネルギーの受け入れが進まない。
3.11から私たちは一体何を学んだのか…。
あの事故が無かったかのような対応に心が痛む。
道内で156万キロワット以上の
メガソーラーの計画があるということは、
原発一基分を超える発電量だ。
3.11事故を体験した我々は、
メガソーラーの推進に関し、
平時とは違う特別な決意をもって取り組むべきだ。
政府や関係者には、
その決意を促す取り組みを改めて要請したい。
2)北斗龍
力士「北斗龍」が凄い。
北斗龍は42歳、序二段だ。
初土俵から27年間、
1場所も休まず相撲を取り続けている。
今の夏場所は、163場所目となる。
函館の桐花中時代は柔道部だったという。
177センチ、100キロの体格が、
北の湖親方の目に留まり、中学卒業後に北の湖部屋に入門。
1986年3月に初土俵を踏んだ。
最高位は24歳だった95年夏の三段目53枚目だ。
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通算成績は521勝611敗だが、どんな成績であれ、
27年間も休まずに、プロの世界で続けるのは、
尋常なことではない。
北斗龍から学ぶことは多い。
思わず頑張れ、頑張れと叫んでしまう。
今朝は、函館駅前、五稜郭駅前、
本町交差点で街宣を行う。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2013・5・22 Seiji Ohsaka
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再生可能エネルギーの普及へ向けては、どうも全量固定価格買い取り制度と発送電分離改革は表裏一体であることが明らかになってきましたね。
自民党は参院選に勝てば、電気事業法改正案などの発送電分離改革案を葬り去って、もとの原発推進姿勢へ戻っていく腹積もりでしょう。
参院選では、民主党やみんなの党を中心とした勢力が一定の議席を維持しなければという危機感を一有権者としても持っています。
そのためにもとりわけ民主党の党勢回復が必要です。