徒然日記
5月21日 その2097『逢坂誠二の徒然日記』
今朝の東京は、
夜明け前から気温が20度近くになっている。
現在は、雲が多いが、今後、晴れ間が広がり、
なんと日中の予想最高気温は27度の真夏日だ。
昨日は、
インターネット選挙運動などについて情報収集をしたり、
夜は、新聞記者の皆さんのこのことについて、
意見交換をした。
1)高齢者の受け入れ
厚生労働省は、昨日、
急速に高齢化が進む大都市圏の
社会保障対策を探る検討会の初会合を開いている。
報道によれば、
高齢者の地方での受け入れや
介護分野で働く人材の確保などを検討し、
9月までに具体案を取りまとめる方針とのことだ。
都市部では、
特別養護老人ホームの施設不足が
一段と深刻化する公算も大きい。
昨日の会合では、
都市部の高齢者の地方での受け入れ策や
課題を話し合ったというが、どうも釈然としない。
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戦後の経済復興に際し、
集団就職、金のタマゴなどの言葉に象徴されるように、
地方は都市への人材の供給地となった。
その結果、急速な過疎化と都市の過密化が進んだ。
今度は逆に、増え続ける都市の高齢者の
地方受け入れの検討だという。
もちろんこの発想には、
一定の合理性があるだろう。
しかし高度経済成長期を経て、
今に至る地方の経過を知るものにとっては、
心情的にストンと落ちないものがある。
仮に地方での高齢者受け入れ政策を実施するにしても、
これまでの国づくりのあり方への検証も含め
こうした政策の実施には、
人の心に配慮したものの言い方が必要だ。
2)小満
今日は、24節季の一つ「小満(しょうまん)」だ。
小満とは秋蒔きの麦などの穂がつく頃といわれる。
穂が付いてほっと一安心、ちょっとの満足という意味だと言う。
農耕とともに生きてきた日本らしい季節表現だ。
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もちろん気温の低い状態が続いた北海道は、
小満どころではない。
これから農作業が本格化し、
少しの安心が得られるのは
6月上中旬以降になると思われる。
それまで農家の皆さんの作業は大車輪で続く。
小満を迎えて、様々な立場の皆さんの現状に、
思いを馳せている。
今日の日中は都内で用務をこなし、
夕刻には帰函し、明日以降、地元活動に専念する。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2013・5・21 Seiji Ohsaka
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