徒然日記
10月21日 その1903『逢坂誠二の徒然日記』
函館は昨夜の雨も上がり、
スッキリとした朝を迎えた。
舗装道路はまだ濡れたままだ。
朝の気温は12度、
日中もさほど変わらない13度程度だ。
1)講演など
20日は、
鹿部でのオープン・ミーティング、
函館市内で商工関係者への講演など、
多くの皆様に政治の情勢などについて話をさせて頂いた。
鹿部では、
政権のあり方、原子力、日本の財政、
TPPなどについて話をさせて頂いた。
参加の皆さんからは、
原子力への不安、復興予算の不透明さ、
消費税の使途、医療格差への不満など、
多くのご意見を受けた。
鹿部町で初のオープン・ミーティングは、
充実の1時間半となった。
参加された方からは、
もっと頻繁にこうした話を聞きたいとの感想も頂いた。
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函館市内での夜の講演でも、
原子力や日本の財政について話をしている。
2時間の予定で講演を行ったため、
日中よりも丁寧に様々な話をすることができた。
参加者の皆さんは、やはり原子力に対する関心が高い。
使用済核燃料の現状などを話すと、
皆さんの顔つきが変わるのが分かる。
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原子力ゼロを実現するためには、
クリアしなければならない課題は山積だ。
Ø
電力会社
(使わない原発は不良債権となるが、その扱い)
Ø
雇用をどう確保するか
Ø
立地自治体
(多額の交付金への期待利益)
Ø 使用済核燃料
(処理方法が決まらない、(廃炉も))
Ø 金融市場
(多額の資金調達と市場不安)
Ø
原子力技術をどう維持継承するか
(アレバ(三菱)、WH(東芝)、GE(日立))
Ø
原子力新興国への対応
Ø
代替エネルギー開発と化石燃料価格高騰
Ø
核不拡散(プルトニウム)
原子力ゼロという目標に向かって、
こうした課題に丁寧に粘り強く、
対処しなければならない。
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講演参加者の方からは、
誤った政治主導に対する極めて適確な指摘などがあった。
鹿部、函館、
それぞれの会場におこし頂いた皆さんに
心から感謝している。
今夜は、オリオン座流星群の極大日。
少しでも眺めることができるだろうか?
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2012・10・21 Seiji Ohsaka
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