徒然日記
カルテル 【26年10月10日 『逢坂誠二の徒然日記』8681回】
1)カルテル
今日は、最近報道されているカルテルについて、少し分かりやすく言及しました。
1.カルテルとは何か
カルテルとは、複数の企業が話し合って、商品の値段や生産する量などを決め、競争をしないようにすることです。例えば、近くにある3つのガソリンスタンドが相談して、ガソリンの値段を同じにするような場合です。本来、企業は少しでも安く、良い商品を提供しようと競争します。その競争によって、私たちは商品を選びやすくなります。しかし、企業同士が相談して値段を決めてしまうと、競争がなくなり、消費者は高い商品を買わされることがあります。これがカルテルの問題です。
2.カルテルの弊害は何か
カルテルは、私たちの暮らしに悪い影響を与えることです。企業同士が相談して値段を高くすれば、消費者は必要以上に高いお金を払うことになります。また、競争がなくなると、企業は商品の品質を良くしたり、新しい技術を開発したりする努力をしなくなるおそれがあります。さらに、道路や橋などの公共工事で、企業が相談して受注する会社や金額を決める「談合」が行われると、税金が無駄に使われる可能性もあります。カルテルは、私たちの家計だけでなく、社会全体に損失を与える問題なのです。
3.カルテルと法律
日本では、カルテルは原則として「独占禁止法」で禁止されています。この法律は、企業が公平な条件で競争できるようにし、消費者の利益を守るためのものです。例えば、複数の会社が相談して商品の値段を高くすることは、法律違反になる場合があります。違反した企業には、公正取引委員会という国の機関が、違反行為をやめるよう命令したり、課徴金というお金を納めさせたりします。悪質な場合には刑事罰もあります。企業が自由に競争できる環境を守ることは、私たちの暮らしを守ることにもつながるのです。
4.ビール大手4社のカルテル疑惑
10月7日、公正取引委員会は、アサヒ、キリン、サントリー、サッポロのビール大手4社を、独占禁止法違反の疑いで強制調査しました。4社は、ビールや発泡酒などの出荷価格について、値上げの時期や金額を事前に話し合っていた疑いがあります。
本来、商品の値段は各社が独自に決め、競争するものです。もし4社が相談して値上げをしていたなら、消費者は本来より高い値段でビールを買わされていた可能性があります。
現在は調査段階であり、違法行為が確定したわけではありません。しかし、私たちの暮らしに身近なビールをめぐって、大手4社にカルテルの疑惑が浮上したことは、何とも残念でなりません。徹底した事実解明が必要です。
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
【26年10月10日 その6984『逢坂誠二の徒然日記』8681回】
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