徒然日記

中部電力に資格なし 【26年8月28日 『逢坂誠二の徒然日記』8638回】

石川県、富山県を中心に記録的な豪雨となり、河川の氾濫や堤防の決壊、住宅への浸水、土砂災害など大きな被害が発生しています。
被害に遭われた皆さんに、心からお見舞い申し上げます。
雨が弱まっても、地盤の緩みや河川の増水など危険な状態が続きます。どうか最新の情報を確認し、命を守ることを最優先に行動してください。
一方、ネパールでも大規模な洪水・土石流が発生し、多くの方が犠牲となり、日本人5名の安否も確認できていません。
国内外で相次ぐ大規模な水害。犠牲になられた方々に哀悼の誠を表するとともに、一人でも多くの方が救出されること、日本人5名の無事を心から願っています。

1)中部電力に資格なし
中部電力が、浜岡原発1、2号機の廃炉作業に関する報告書を不正に改ざんし、廃炉費用を請求していたと発表しました。
2024年度に請求した36件の工事のうち、少なくとも14件で、解体した量や機器などを実態とは異なる数値に書き換えていました。複数の職員が関与し、一部は「廃炉作業を計画どおりの実績にしたかった」と説明しています。
浜岡原発では、3、4号機の再稼働審査でも、地震想定に関するデータの不正な操作が明らかになっています。

以前、私は「中部電力に原発を扱う資格はあるのか」と厳しく指摘しました。今回の件を見て、その思いはさらに強くなっています。

note.com/ohsakaseiji/n/nae08586eabd6?sub_rt=share_pw

しかも、一連の不正を見ていると、中部電力だけではなく、日本の原子力規制のあり方そのものを改めて検証する必要を感じます。
原子力規制の審査は、事業者から提出される膨大なデータや資料をもとに行われます。
しかし、そのデータ自体が意図的に操作され、報告書まで改ざんされる事態が続くのであれば、事業者が提出するデータや資料の正しさを、現在の規制制度で十分に検証できているのかを問い直さなければなりません。
原発が規制基準に適合しているかどうかを判断する、その「前提」そのものが揺らいでいます。

企業でも、行政でも、政治でも、「都合の悪い事実を隠す」「数字を都合よく変える」「結果を先に決め、それに事実を合わせる」。もし、そんなことへの抵抗感が薄れているとすれば、極めて深刻です。
これほど不正が続く実態を目の当たりにすると、私は「日本の底」が抜けつつあるのではないかという危機感を抱きます。
社会を支えているのは、法律や制度だけではありません。嘘をつかない、記録を改ざんしない、事実を事実として扱う。そうした当たり前の規範と信頼が、社会の「底」なのだと思います。

ここ10年余り、国会では、事実と異なる答弁が繰り返され、政府においては公文書の改ざんという、民主主義の根幹を揺るがす事態まで起きました。
本来、国会や政府こそ、事実に誠実であり、ルールを厳格に守らなければなりません。
その国権の最高機関である国会の場で、事実や公文書に対する信頼が繰り返し損なわれてきたことが、日本社会全体に暗い影を落としてはいないでしょうか。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
【26年8月28日 その6941『逢坂誠二の徒然日記』8638回】

#逢坂誠二 #歩く歩く聞く聞く
#函館

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

  1. そのようですね、日本国民のだらしなさが目立ちます。
    ご都合主義日本なのでしょうか?おもてなしや親切丁寧、謙虚で噓をつかない日本人はどこに行ったのでしょうか。
    自転車でヘルメットをかぶる。私3年前にヘルメットを買い着用しています。それでも遅かったと思っています。
    今法的に罰金になるのに、着用いる方は少ないです。
    職場の人に自転車通勤でヘルメットを着用してない人の聞くと、捕まらない指導で終わるという状況です。困ったものです。
    私は取り柄がないので、おもてなしや親切丁寧、謙虚で噓をつかないで生きていきますね。

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