徒然日記

進路はすぐに決まらなくてもいい【26年7月1日 『逢坂誠二の徒然日記』8580回】

今日から7月です。今月も全力で前進します。

1)進路はすぐに決まらなくてもいい
高校2年生のとき、文系に進むか理系に進むかで大いに悩みました。数学や物理が好きでしたが、一方で国語も好きで、自分の進路をなかなか決めることができなかったのです。
小学生の頃から天文学者になりたいと思っていました。しかし、アナウンサーや芸人にも憧れがありました。結局は免疫学の研究職を目指し、理系に進む決断をしました。
ところが大学4年の夏、親が病気になり、大学院進学を断念してニセコ町役場へ就職することを決めました。それでも、公務員として生きていく覚悟はなかなか固まりませんでした。大学に戻ることも選択肢として考えていましたし、本当にこの道でいいのか迷い続けていました。
最終的に、公務員として仕事を続ける決意が固まったのは29歳のときです。自分の人生の進路を定めるまでには、ずいぶん長い時間がかかりました。

しかし、私はそれで良かったと思っています。

10代の後半で、自分の進む道を明確に決められる人もいます。一方で、何をしたいのか分からず悩み続ける人も少なくありません。どちらが正しいということではないと思います。
私は、たとえ進むべき道が定まらなくても、その時々に与えられた環境の中で、自分なりに精いっぱい努力することが大切だと考えています。仮に、その環境が自分の望んだものでなかったとしても、見方を変えれば、それまで挑戦しなかったことに出会える機会でもあります。
高校から大学にかけての私には、法学部という選択肢はまったくありませんでした。理由は明確です。中学を卒業するまでの私に法律を意識するような場面が皆無だったからだと思います。しかし、公務員として働き始めてから法律に触れる機会が増え、それをきっかけに法律の勉強を始めました。当初は、自分が望んだ道ではありませんでしたが、その経験が後の町長としての仕事や国会議員としての活動の土台になっています。

人生は、自分が描いたとおりには進まないことが少なくありません。しかし、その回り道とも思われる環境が、その後の人生を豊かにしてくれることもあります。
だから私は、進路が決まらないことを、それほど恐れる必要はないと思っています。
その時、その場所で、自分にできることに精一杯、そして誠実に取り組む。その積み重ねが、やがて自分でも予想しなかった未来につながっていくのです。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
【26年7月1日 その6883『逢坂誠二の徒然日記』8580回】

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