徒然日記
理想論ではありません【26年6月26日 『逢坂誠二の徒然日記』8575回】
また、昨日からは西日本を中心に激しい雨となっており、土砂災害や河川の増水への警戒も続いています。
自然災害は、いつ、どこで起きても不思議ではありません。日頃から避難場所や避難経路、非常持ち出し品などを確認し、いざという時に備えておくことが大切です。どうぞ十分お気をつけください。
1)理想論ではありません
昨日、「小さくともキラリと輝く日本」という日記を書いたところ、「お花畑だ」「理想論だ」などのご意見をいただきました。
率直なご意見として受け止めています。
確かに、世界は厳しい現実の中にあります。
ロシアによるウクライナ侵攻、中国の海洋進出、北朝鮮の核・ミサイル開発、中東情勢の緊迫など、力による現状変更も現実に起きています。
ですから、私も、これまでの日記でも繰り返し申し上げてきたように、防衛力の充実は重要であり、安全保障を重く考えています。
国民の命と平和な暮らしを守ることは、政治の最も重要な責任です。そのために必要な備えは、着実に進めなければなりません。
しかし一方で、軍事力だけで平和が維持できるとも考えていません。
世界の歴史を見れば、軍事力だけでは争いは終わらず、新たな対立を生むことも少なくありません。
だからこそ、法の支配があり、国際ルールがあり、外交があり、対話があります。こうした積み重ねがあってこそ、武力に頼らない解決の道が生まれます。
そして、武力によって始まった紛争であっても、その終結は交渉と対話によって決まります。戦場で勝敗がついても、その後の平和を築くのは、結局は人と人との対話だからです。
日本は、軍事大国を目指すべき国ではありません。
日本には日本にしか果たせない役割があります。
約束を守ること。
法の支配を大切にすること。
人権を尊重すること。
異なる立場の国とも粘り強く対話を続けること。
こうした姿勢を貫くことによって、日本は世界から信頼を得てきました。
その信頼は、外交を支え、経済活動を支え、日本人が世界で安心して暮らし、働くことにもつながっています。
私は、これを理想論だとは思いません。
厳しい現実を見据えた上で、日本が長い時間をかけて築いてきた強みを、これからも大切にしようということです。
信頼は、一朝一夕に築けるものではありません。しかし、一度失えば取り戻すことは容易ではありません。
世界が不安定だからこそ、日本は力だけではなく、信頼によって平和を支える国であり続けたい。
私は、そのような日本を目指したいと思っています。
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
【26年6月26日 その6878『逢坂誠二の徒然日記』8575回】
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