徒然日記
国会の危機【26年6月5日 『逢坂誠二の徒然日記』8554回】
今日は午前3時30分に起床し、原稿書きなどを開始しました。
夜は、YouTubeで「逢坂誠二の歩く歩く聞く聞くLive!」です。
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1)国会の危機
一昨日から補正予算の審議が始まりました。
今回の補正予算をめぐる状況を見て、私は強い懸念を抱いています。
その理由は三つあります。
一つ目は、国会審議があまりに短いことです。
二つ目は、補正予算の大半が予備費に計上されていることです。
三つ目は、その内容が国民生活の実情に十分応えたものとは思えないことです。
災害などの特別な場合を除けば、補正予算は衆参で合わせて1週間程度の審議を行うのが通例でした。ところが今回は、わずか3日間で成立させる方向で進んでいます。
詳細な経過は承知していませんが、こうした日程が与野党の合意の下で進められているのであれば、国会が果たすべきチェック機能は十分に発揮されているのか、疑問を感じます。
さらに今回の補正予算では、その大半が予備費として計上されています。
予備費は、本来、予見し難い事態に備えるための制度です。予備費として計上されれば、その後の使途は政府の判断に委ねられ、国会は事後的な報告を受けるだけになります。
もちろん一定の予備費は必要です。しかし、これほど大規模な予備費を計上するのであれば、何に、どのような考え方で使うのかを国会で十分に議論することが必要です。
国会には、税金の使い道を事前に審査し、政府を監視する重要な役割があります。その役割が弱まることを私は危惧しています。
また、現在、多くの国民が物価高による厳しい生活を余儀なくされています。
低所得者、非正規労働者、年金生活者、子育て世帯など、暮らしへの不安を抱える方々は少なくありません。
こうした方々への支援を重点的に行うことが求められているにもかかわらず、今回の補正予算からは、その姿勢が十分に見えてきません。
補正予算議論は、
国民の暮らしをどう支えるのか、そして国会が政府をどう監視するのかという、民主主義の根幹に関わる問題です。
だからこそ、拙速な審議ではなく、十分な議論を尽くすことが必要だと私は考えています。
高市総理は、国会答弁や予算委員会での質疑にできるだけ時間を割きたくないと考えているのではないか、そう受け止めざるを得ない場面が続いています。
2月の総選挙以降、国会の機能は大きく弱まりました。十分な議論を経ずに予算や法案が処理される状況が続けば、政府と与党の判断だけで国政が動くことになります。
民主主義は、面倒でも議論を重ねることによって支えられています。
私は今の国会の状況に強い危機感を抱いています。国権の最高機関である国会が軽視されれば、日本の民主主義そのものが弱体化しかねないからです。
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
【26年6月5日 その6857『逢坂誠二の徒然日記』8554回】
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