徒然日記

株価最高値と暮らし【26年6月4日 『逢坂誠二の徒然日記』8553回】

台風6号が各地で猛威をふるいました。
被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
復旧作業にあたられる皆さまの安全を心から願っています。一日も早く平穏な日常が戻ることをお祈りいたします。

1)株価最高値と暮らし
昨日、日経平均株価は6万8402円で取引を終え、史上最高値を更新しました。
株価上昇の中心となったのはAIや半導体関連企業です。半導体大手のキオクシアホールディングスは、一時、時価総額でトヨタ自動車を上回る場面もありました。

こうしたニュースを見ると、日本経済は好調なのだと感じる方もおられるかもしれません。

確かに、株価が上がること自体は悪いことではありません。企業の資金調達がしやすくなり、設備投資や研究開発が進みます。年金積立金の運用にもプラスの影響があります。

私は、株価上昇そのものを否定するつもりはありません。

しかし同時に考えたいことがあります。
それは、「株価が上がること」と「暮らしが良くなること」は必ずしも同じではない、ということです。

昨日、株式市場では大きな期待が膨らみました。しかし、農業や漁業の現場では担い手不足が続いています。地方の中小企業は人手不足や物価高に苦しんでいます。医療や介護の現場も厳しい状況です。
株価が上がったからといって、こうした課題が自動的に解決するわけではありません。

むしろ重要なのは、経済成長の果実をどう社会全体に循環させるかです。

AIや半導体産業が成長することは歓迎すべきです。しかし、その利益が賃金の上昇につながるのか、人材育成に回るのか、地方への投資につながるのか。そこに政治の役割があります。

私は、経済政策の目的は株価を上げることそのものではなく、人々の暮らしを豊かにすることだと思っています。
株価最高値という明るいニュースを喜びながらも、その先にある課題を見失わないことが大切です。

経済の果実が、一部の人や一部の企業だけでなく、多くの国民に届く社会をどうつくるのか。
株価が最高値を更新しても、多くの人の暮らしが豊かにならなければ、その経済成長は十分とは言えません。
国民一人ひとりが成長の果実を実感できる社会を実現すること。それこそが政治の果たすべき役割だと私は考えています。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
【26年6月4日 その6856『逢坂誠二の徒然日記』8553回】

#逢坂誠二 #歩く歩く聞く聞く
#函館

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

記事に投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です