徒然日記
トランプ大統領という存在【26年4月6日 『逢坂誠二の徒然日記』8494回】
1)トランプ大統領という存在
先日、トランプ大統領が米国民向けに演説を行いました。しかし、その内容とは裏腹に、中東情勢は一向に改善の兆しを見せていません。
むしろ現実は、緊張の拡大と不安定化が続いており、世界全体に深刻な影響を及ぼしています。こうした状況の中で、改めてトランプ大統領という人物について考ています。
昨年以降、トランプ政権は一方的な関税引き上げを進めてきました。本来、国際的な貿易は一定のルールのもとで運営されるべきものですが、その枠組みを軽視しどころか、破壊する動きです。しかし、こうした関税政策は、結果として米国内の物価上昇を招き、米国民の生活に負担を強いている側面も否定できません。
さらに懸念されるのは、軍事力行使に対する姿勢です。武力の行使に対して慎重さを欠き、国際社会の理解や合意を十分に得ないまま行動しています。ベネズエラやイランへの対応についても、国際法との整合性を疑問視する声が相次いでいますが、そうした指摘に耳を傾ける様子は全く感じられません。
とりわけイランへの攻撃については、その目的や戦略が必ずしも明確ではなく、結果として中東全体の緊張を高めることになっています。これにより原油価格が上昇し、エネルギーを輸入に依存する国々の経済や国民生活に大きな影響が及んでいます。
その一方で、ホルムズ海峡の安全確保について「石油を輸入する国が対応すべきだ」との趣旨の発言を行い、極めて一方的な姿勢と言わざるを得ません。
世界は相互依存の中にあります。一国の判断が、他国の生活や経済に直結する時代です。だからこそ、国際ルールの尊重と、多国間での協調が不可欠です。
トランプ大統領の一連の言動は、その前提を破壊しつつあります。
破壊された秩序をもとに戻すのは、極めて困難です。また当然のことですが、選挙で誰を選ぶかは、極めて大事なことなのです。一人の権力者の判断で、世界が大きく変化しています。
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
【26年4月6日 その6797『逢坂誠二の徒然日記』8494回】
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