徒然日記
プルトニウムのこと【26年3月14日 『逢坂誠二の徒然日記』8471回】
昨夜、衆院で予算案が通過しました。予算委は、分科会も行われず、集中審議も2回だけという異例の状態となりました。
アメリカとイスラエルによるイラン攻撃の先行きが見えません。長期化する懸念があります。
1)プルトニウムのこと
日本は現在、約45トンのプルトニウムを保有しています。
日本政府は国際的に「利用目的のないプルトニウムは保有しない」と表明しています。そのため、保有するプルトニウムは原発の燃料(MOX燃料)として消費していく方針とされています。
しかし現実には、このプルトニウムを十分に消費できる見通しは立っていません。仮に現在の計画通りにMOX燃料を原発で利用したとしても、年間に消費できる量は最大でも2トン程度とされています。単純に計算しても、日本はすでに20年以上分に相当するプルトニウムを抱えていることになります。
それにもかかわらず、青森県には六ヶ所再処理工場が建設され、使用済み核燃料を再処理して、さらにプルトニウムを取り出そうとしています。
この工場は1993年に着工し、1997年に完成する予定でした。しかしその後、完成時期はこれまで27回も延期されています。建設費も当初は約7千億円でしたが、現在は約3兆7千億円に膨らみ、関連費用を含めた総事業費は15兆円を超えるとも言われています。着工からすでに30年以上が経過しても、なお完成していないのです。
先に述べたように、日本はすでに使い切れないほどのプルトニウムを抱えています。それにもかかわらず、巨額の国民負担を伴いながら、さらに新たなプルトニウムを生み出そうとしているのです。
これは、日本の原子力政策が抱える大きな矛盾の一つではないでしょうか。
問題は、核燃料サイクルがすでに現実的に行き詰まっているにもかかわらず、政治がその事実を認め、政策転換する決断をしてこなかったことにあります。
イギリスは昨年、100トン以上保有するプルトニウムを資源ではなく廃棄物として扱い、地中処分する方針を決めました。
日本もこれ以上国民負担を増やさないために、核燃料サイクルから撤退し、再処理を前提とした政策を見直す必要があります。プルトニウムも、燃料としての利用に固執するのではなく、廃棄物として処分する方向へ舵を切るべきではないかと私は考えています。
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
【26年3月14日 その6774『逢坂誠二の徒然日記』8471回】
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