徒然日記

南鳥島のこと【26年3月7日 『逢坂誠二の徒然日記』8464回】

午前4時の函館は弱い雨が降っています。4度程度です。日中も雨から曇りで、8度程度になる見込みです。今日は消防記念日です。雨のため今朝の街頭活動は中止します。

1)南鳥島のこと
原発を利用してきた以上、その結果として生じる廃棄物をどのように処分するのかは、決して避けて通れない課題です。日本では地下深くの安定した地層に埋設する「地層処分」が基本とされています。最終処分地として相応しい場所にはいくつかの重要な条件があります。

第一に求められるのは、長期にわたる地質の安定性です。数万年から十万年以上という時間を見据える必要があるため、活断層や火山活動の影響が少なく、地層が大きく変動しない地域であることが不可欠です。

第二に、地下水の流れが小さいことです。地下水は放射性物質を運ぶ可能性があるため、水の動きが遅く、閉じ込めやすい地質が望ましいとされています。

第三に、地下深部に広く安定した岩盤が存在し、地下施設を安全に建設できることです。さらに将来、人間活動による掘削などの影響を受けにくいことや、施設を建設し管理できる一定の条件が整っていることも重要です。

こうした条件を考えると、南鳥島を最終処分地とすることは適切とは言えないように思います。

南鳥島は太平洋プレート上に位置する小さな海洋島で、面積も極めて限られています(1辺が2km程度の三角形、面積は1.47平方km)。地層処分に必要とされる広く安定した岩盤を十分に確保できるのかという点で、大きな課題があります。また、島は海に囲まれており標高も低く、地下水や海水の影響を強く受ける可能性があります。放射性物質を長期にわたり閉じ込めるという観点から見れば、慎重に考えざるを得ない条件です。さらに、長期間にわたる施設の建設や管理に必要なインフラも十分とは言えません。

南鳥島は、ちょっと考えただけでも、最終処分地に相応しいとは思われません。そこをあえて政府が指定した理由が分からないのですが、適地を探しているという、やっている感の演出、あるいは時間の先のばしなのかもしれません。水が豊富、かつ地震大国である日本に、最終処分の適地があるとは私には思われません。
(ちなみにフィンランドの高レベル放射性廃棄物処分施設オンカロの面積は2〜3平方km、深さは400〜450m程度のようです。)

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
【26年3月7日 その6767『逢坂誠二の徒然日記』8464回】

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皆様のコメントを受け付けております。

  1. 最後の一文に同感します。
    南鳥島が地層処分に対して不適当なのは高校生でもわかりそうなものです。平坦なサンゴ礁の島に見えますが、最後の噴火は4000万年前とはいえ、深海底から6000mも立ち上がった世界最大級の巨大火山。その上に珊瑚礁が載って、てっぺんわずか9mが海面から出ている部分です。そのてっぺんを多分大部分ほじくって深さ500mの下に埋設する? (絶海の孤島ではあるが、周囲には水深1000m以下に水没した類似の海山がある)
    埋設作業中の津波一発で地球規模の大惨事になるのではないでしょうか。
    また、小笠原村を形式的に立地自治体としてみなすことも全く不適当。便宜的にのみ村に属している1300kmの彼方の孤島で行われることについて、小笠原村の住民は全く関心ありませんし、関係ないでしょうが、それが狙いなんでしょうか。

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