徒然日記

教育大学函館校の教員養成課程廃止に断固反対【25年12月27日 『逢坂誠二の徒然日記』8396回】

昨日は、早朝から函館市内回りを行いました。その後、ニセコでの用務があり夕方ニセコ入りしました。今朝の気温は氷点下11度程度です。日中も雪、予想最高気温は氷点下7度の真冬日となる見込みです。

1)教育大学函館校の教員養成課程廃止に断固反対
北海道新聞の独自取材によれば、北海道教育大学が、2028年度にも函館校の教員養成機能を縮小し、札幌など道央圏へ集約する再編を検討しているとのことですが、私は強い危機感と懸念を抱いています。

とりわけ、函館校において一種教員免許が取得できなくなる可能性があることは、道南地域の教育の将来に深刻な影響を及ぼすものであり、断じて容認できません。

先日も私の事務所を訪れた教育関係者から、函館を中心とする道南地域では、すでに教員不足が深刻化しており、新規採用教員の早期離職や管外への転出もあり、学校現場は極めて厳しい状況に置かれているとの切実な声が寄せられました。
地域に根ざした教員養成の拠点である函館校の教員養成課程が縮小・廃止されれば、こうした課題にさらに拍車がかかることは明らかです。

教員養成は、単に志願者数や効率性のみで判断されるべきものではありません。地域の実情を理解し、地域に腰を据えて教育に携わる人材を育てることこそが、国立の教員養成大学に求められる本来の役割です。
特別支援教育の実習拠点であった附属特別支援学校の廃止や機能集約についても、教育現場への影響を十分に考慮しない拙速な判断と言わざるを得ません。

2012年にも、函館校の教員養成機能廃止が検討されましたが、道南地域の教育関係者、自治体、住民の強い反対の声により、存続が実現しました。今回の再編方針についても、地域の切実な実態と声に真摯に向き合うことなく進められるべきではありません。

私は、道南地域の教育を守り、子どもたちの学ぶ権利と教育の質を確保する立場から、北海道教育大学函館校における教員養成課程の縮小・廃止に断固反対します。

文部科学省および大学本部に対し、地域に根ざした教員養成の重要性を改めて認識し、函館校の教員養成機能を維持・強化する方向での再検討を強く求めます。
今後、教育関係者、自治体、地域の皆さんをはじめとする関係者の皆さんとも連携を図りながら、道南の教育の現場を守るため、全力で取り組んでまいります。

【25年12月27日 その6699『逢坂誠二の徒然日記』8396回】
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