徒然日記
金利のある世界【25年12月20日 『逢坂誠二の徒然日記』8389回】
国会後の様々な用務を終えて、今日、朝の便で帰函します。
1)金利のある世界
昨日、日銀は金融政策決定会合で、政策金利を0.75%程度へ引き上げることを決めました。政策金利が0.5%を超えるのは1995年以来、実に30年ぶりです。長く続いた「金利のない世界」から、いよいよ本格的に「金利のある世界」へ一歩踏み出したと言えます。
今回の判断で、日銀が特に重視したのは賃上げの動きです。人手不足や物価高を背景に、企業の賃上げはこの2年ほどで一段と広がり、春闘でも高い水準が続いています。賃金を起点に、消費や生産が回る環境が整いつつあると、日銀は判断したのでしょう。また、円安が輸入物価を押し上げ、物価高を長引かせることへの警戒感も、今回の利上げ判断の背景にあります。
もっとも、利上げは暮らしにとって一様にプラスとは言えません。預金金利が上がる一方で、住宅ローンや企業の借入金利は上昇します。特に、若い世代や中小・小規模事業者への影響については、丁寧な目配りが欠かせません。日銀自身も、これは金融引き締めではなく、緩和の度合いを調整する段階だと説明しています。
アベノミクスの後遺症が色濃く残る中で、日銀は金融政策の正常化に向け、長い道のりを匍匐するように進んでいます。その苦労は、相当なものだと推察しています。
日本の経済、金融、為替が混乱しないよう、日銀の取り組みを注視するとともに、財政政策も含め、あらゆる手立てを慎重に総動員していくことが重要です。
「慎重に総動員する」。一見、矛盾する言葉に聞こえるかもしれませんが、まさに今は、そうした難しい舵取りが求められる局面にあります。
【25年12月20日 その6692『逢坂誠二の徒然日記』8389回】
ohsaka.jp/support.html
go2senkyo.com/donate/agree/123556
#逢坂誠二 #立憲民主党 #立憲 #立民 #政治家 #国会議員 #衆議院議員 #函館 #五稜郭
#日銀 #金利 #金利のある世界