徒然日記

話し合いによる納得(逢坂誠二の徒然日記)

【25年6月20日 『逢坂誠二の徒然日記』8206回】
昨日は、朝の便で上京し、国会に向かいました。
午前5時の都内、多少雲がありますが、青空も見えます。朝の気温は23度程度。日中も晴れ、32度程度になる見込みです。昨日よりも気温が低く、ちょっと違うだけで涼しく感じます。
今日は国会終了後、帰函します。

1)話し合いによる納得
一昨日、立憲民主党を含む野党6党(日本維新の会、国民民主党、参政党、日本保守党、社民党)は、衆議院財務金融委員会の井林辰憲委員長が、ガソリン税の暫定税率を7月から廃止する法案について審議を拒否しているとして、委員長の解任決議案を提出し、賛成多数で可決されました。
常任委員長に対する解任決議案が可決されたのは、現行憲法下の衆議院では初めてのことです。
解任された井林委員長は、「野党筆頭理事から一度も委員会開催に関する電話をもらっていない。突然の決議には非常に暴力的なものを感じた」と述べています。しかし、通常、筆頭理事が委員長に直接電話で開催を依頼することはほとんどなく、与野党の筆頭理事同士が協議を行うのが通例です。この点について、井林議員の発言には違和感を覚えます。

解任後に行われた委員長選挙では、わが党の阿久津幸彦議員が新たに委員長に選任されました。ただし、私としては、このような人事については従来どおり、与野党間で十分に協議を重ねたうえで決定するのが望ましかったと考えています。また、委員長解任のような重大な決議は、極めて慎重に行使されるべきだというのが私の基本的な立場です。

たしかに「数の力」は民主主義における重要な要素ですが、それに安易に依存し、むやみに多数決を繰り返すような運営は、避けるべきです。議会における「数」は、あくまで抑制的かつ謙虚に用いるべきものだと私は考えています。こうした姿勢は「甘い」と見なされるかもしれませんが、話し合いを通じた納得こそが、民主主義の根幹であると、私は認識しているからです。

【25年6月20日 その6509『逢坂誠二の徒然日記』8206回】
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