徒然日記
自民党政治の限界(逢坂誠二の徒然日記)
午前4時の函館、薄雲が広がり横津岳も霞んで見えますが、晴れの雰囲気です。朝の気温は16度程度です、日中は曇り、23度程度になる見込みです。
昨夜は、日頃から大変お世話になっている方の叙勲祝賀会が開かれ、一旦帰函いたしました。しかしながら、昨日の本会議が予定を超えて17時45分まで続いたため、当初予定していた便には搭乗できませんでした。祝賀会には大幅に遅れての到着となることを覚悟しておりましたが、6月から新たに就航した最終便に何とか間に合い、祝賀会の終盤に滑り込むかたちで、お祝いの言葉を直接お伝えすることができ安堵しております。
1)自民党政治の限界
昨日、立憲民主党や国民民主党など野党6党で、有罪が確定した刑事裁判をやり直す「再審制度」の見直しに向けた刑事訴訟法改正案を衆議院に提出しました。私も提出者の一人です。
この法案は、私が幹事長を務める超党派の議員連盟がまとめたもので、約400人の国会議員が参加し、党首クラスも名を連ねています。「スピード感を持ち、論点を絞り、実効性ある法案を議員自らの手で提出・成立させる」。これが議連の使命でした。ようやく今国会の会期末ギリギリで提出にこぎつけ、継続審議となる見込みです。
そもそもこの議連は、再審制度の見直しを政府任せにしていては、いつ改正されるか分からず、仮に改正されても検察よりの制度となる懸念がある——そうした危機感から設立されました。だからこそ、今回の法案提出には与野党を超えて全党が加わるべきだったと考えています。
しかし自民党は「再審制度の見直しは政府に委ねるべき」として共同提出に応じず、公明党、維新の会もこれに追随しました。これは極めて残念な対応です
国権の最高機関であり、唯一の立法機関である国会が、霞が関の意向に左右される——その姿を目の当たりにし、自民党政治の限界を痛感せざるを得ません。
再審制度の見直しは、えん罪を防ぎ、司法への信頼を取り戻すために不可欠です。私は引き続き、全党が真摯に議論に加わり、この法案を成立させるよう全力を尽くしてまいります。
【25年6月19日 その6508『逢坂誠二の徒然日記』8205回】
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