徒然日記

米のマッチポンプ(逢坂誠二の徒然日記)

【25年6月18日 『逢坂誠二の徒然日記』8204回】
午前5時の都内、多少雲がありますが、青空が見えます。気温は既に25度もあり熱帯夜だった可能性があります。日中も晴れ、予想最高気温は35度で、猛暑日となる予報です。熱帯夜に猛暑日、梅雨はどこに行ったのでしょうか。

1)米のマッチポンプ
農林水産省は、コメの流通実態の把握を強化するため、これまで調査対象としていたJAや大手卸業者など約1300事業者に加え、コメの取り扱いを届け出ている約7万の事業者についても、在庫、販売、仕入れ状況を調査すると発表しました。6月末時点の状況を7月下旬までに集計し、公表する予定です。

しかし、これまでの政府対応を振り返ると、深刻な問題があります。農水省はこれまで、わずか1300事業者のデータを基に「コメは足りている」と繰り返し発表してきましたが、それは全体の実態を把握しないままの判断でした。流通量の全貌を把握せずに、「コメは十分にある」と言い切る姿勢は、不誠実と言わざるを得ません。

その上、実態がつかめない状況にもかかわらず、政府は昨年も「新米が出回れば価格は下がる」と安易に見通しを語り、減反政策を事実上継続してきました。結果として、これらの対応が現在のコメ価格高騰の一因となっているのです。

農水大臣は「今回の米価高騰の原因を解明する」と述べていますが、まず行うべきは、これまでの政府対応の検証です。何が問題で、どの判断が誤っていたのかを明確にすることが、農政への信頼を回復する上で極めて重要です。

今回の動きは、一見すると「政府が問題を解決しようとしている姿勢」に見えますが、実態は自らが引き起こした問題に後追いで対応しているだけであり、自民党政権の姿勢には大きな疑問を感じざるを得ません。マッチポンプとはこのことです。

【25年6月18日 その6507『逢坂誠二の徒然日記』8204回】

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