徒然日記
年金制度検討会(逢坂誠二の徒然日記)
昨朝は、函館市内で街頭活動などを行なった後、昼の便で上京しました。午前5時の都内は梅雨の季節とは思われないほど雲の少ない青空が広がっています。朝の気温は23度程度です。日中も晴れ、35度に到達する見込みです。
1)年金制度検討会
今回、年金改革法案が何とか成立しました。
今回の改正では、以下のような重要な措置が盛り込まれています。
*全国民共通の1階部分である基礎年金の水準を底上げ
*パートタイム労働者らへの厚生年金の適用拡大
*働く高齢者への年金受給額の増額措置
*遺族厚生年金における男女差の是正(20年をかけた段階的解消)
これらは、現行制度の歪みや格差を是正し、持続可能性を高めるための前向きな一歩です。誤解や批判も一部ありますが、私は必要な改正だったと受け止めています。
しかしながら、これで十分だとは到底言えません。特に、急速な少子化、被保険者数の減少、就業形態の多様化など、日本の年金制度はこれからが本番とも言える難局に直面しています。次回の制度改正は2030年に予定されていますが、それを漫然と待っていては、制度の根幹が揺らぐおそれすらあります。
だからこそ、今から与野党が胸襟を開いて、将来を見据えた落ち着いた議論を始めるべきです。年金制度は党派を超えた国民共通の基盤であり、将来世代の生活に直結する社会の柱です。政争の具とするのではなく、国民に開かれたかたちでの超党派の議論が必要で
す。
私は、参議院選挙後には、与野党が協力して年金制度の将来像を共に描くための協議体——超党派の年金制度検討会を早期に立ち上げるべきだと考えます。長期的視点と公正性を備えた年金制度の構築へ向け、今こそ政治の責任が問われています。
【25年6月17日 その6506『逢坂誠二の徒然日記』8203回】
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