徒然日記
イスラエル・イラン間の緊張激化(逢坂誠二の徒然日記)
午前4時の都内、空全体を雲が覆っています。朝の気温は20度程度です。日中も雲が多く、予想最高気温は25度程度の見込みです。今日は、道連大会のため早朝の便で札幌入りし、夜には帰函の予定です。
1)イスラエル・イラン間の緊張激化
イスラエル軍は昨日、イラン各地にある核関連施設を含む複数の軍事目標に対し空爆を実施しました。これは、イランによる核開発の進展に対する強い懸念と、それを阻止しようとするイスラエルの断固たる姿勢を示すものです。
これに対しイランは、報復措置と見られる形で、百機を超える無人機(ドローン)をイスラエル領内に向けて発射しましたが、イスラエルは全て迎撃したようです。さらにイランはイスラエルに対し、ミサイル攻撃も行った模様です。
この一連の応酬により、双方の報復の連鎖が始まりつつあり、全面的な軍事衝突に発展する危険性が高まっています。今後の展開は、中東地域にとどまらず、国際社会全体の安全保障、そしてエネルギー市場にも重大な影響を及ぼす可能性があります。
今後、以下のような深刻な影響が想定されます。
*地域紛争の拡大:ヒズボラ(レバノン)、フーシ派(イエメン)など、イランと関係の深い武装勢力の動向によっては、対立が周辺諸国に波及し、広域的な紛争に発展するおそれがあります。
*エネルギー供給・海上交通への打撃:ホルムズ海峡が封鎖された場合、世界の原油供給の約二割が停滞し、日本を含む多くの国の経済に甚大な打撃を与えかねません。原油価格の高騰や物流混乱は、現実的なリスクです。
*外交的緊張の激化と主要国の対応*アメリカ、ロシア、中国、EUなど各国は、それぞれの地政学的立場から沈静化に向けて動くと見られます。軍事的支援、経済制裁、仲介外交が複雑に交錯し、国際政治の緊張も一層高まる可能性があります。
当面、以下のような国際的対応が必要です。
*緊急停戦と国際的仲介の実現:国連安全保障理事会や主要国の連携により、即時停戦の合意を形成することが急務です。
*核開発に対する国際的監視の強化:IAEA(国際原子力機関)などを通じた透明性確保と、信頼に基づく監視体制の構築が不可欠です。
*外交的対話と信頼醸成の継続:非難の応酬ではなく、包括的かつ持続的な外交対話を通じて、互いの安全保障を担保する新たな枠組みが求められます。
いま、必要とされているのは、当事者の冷静さと、国際社会の戦略的かつ理性的な対応です。民間人の生命と暮らしを守るためには、人道的支援の充実、報道機関による冷静で公平な情報発信も、きわめて重要な役割を果たします。
【25年6月14日 その6503『逢坂誠二の徒然日記』8200回】
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