徒然日記
神楽をユネスコ文化遺産に(逢坂誠二の徒然日記)
午前4時の函館、薄雲が広がっていますが晴れです。街は既に明るくなっていますが、日の出はもうちょっと先です。気温9度程度、風は弱く、スッキリした感じです。日中も多少太陽が出ますが雲が多く、16度程度になる見込みです。
昨日は夕方の便で帰函し、八雲に行きました。今日は、升田世喜男(ますたせきお)衆議院議員、夏の参院選挙に立候補予定している福士珠美(ふくしますみ)さんの応援のため、早朝の新幹線で青森入りします。
1)神楽をユネスコ文化遺産に
日本の伝統文化のひとつである「神楽」は、神道の信仰に基づき、神にささげる舞いや音楽として古代から今日まで各地で継承されてきました。日本書紀に記された「天岩戸(あまのいわと)」の神話にその起源を見ることができ、五穀豊穣や無病息災などを祈る儀式の中で、神々を歓待し、地域の安寧を願って奉納されてきたものといわれています。
この神楽は、地域ごとに特色ある様式が育まれており、現在、日本全国で4,000を超える神楽が伝えられています。そのうち40件が国の重要無形民俗文化財に指定されるなど、高い文化的価値を有しています。歌舞伎や能などの伝統芸能の源流のひとつとされ、日本文化の深層を知るうえで欠かせない存在です。
全国の皆さんはあまり知らないかもしれませんが、北海道にも神楽があります。「松前神楽」です。江戸時代、松前藩を中心に発展し、神事芸能として地域に深く根を張ってきました。北海道で唯一、国の重要無形民俗文化財に指定されているこの神楽は、蝦夷地の信仰と結びつき、地域の誇りとして今も息づいています。
近年は少子高齢化や担い手不足、地域社会の変容によって、神楽の継承が難しくなりつつあります。こうした状況も踏まえつつ、神楽の価値を国内外に改めて発信し、次世代へ確実に引き継ぐための取り組みとして、「神楽」のユネスコ無形文化遺産登録を目指す運動が始まっています。
この取り組みは、昨日、参院会館で開催された「『神楽』ユネスコ無形文化遺産登録推進総決起大会」において本格化しました。私もこの大会に出席し、神楽の保存・継承に向けた決意を共有するとともに、日本文化の魅力を世界に発信することの重要性を再認識しました。
地域の宝を世界の宝へ――そのために、私自身も議員として、地元北海道と全国の皆様と力を合わせ、2028年の登録に向けた取組を進めてまいります。
【25年5月24日 その6482『逢坂誠二の徒然日記』8179回】
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