徒然日記

長期脱炭素電源オークション(逢坂誠二の徒然日記)

【24年12月15日 『逢坂誠二の徒然日記』8019回】
午前5時の函館は、一面真っ白です。今も弱い雪が降っています。氷点下2度程度。日中も雪、3度程度の予報です。

1)弾劾訴追案が可決
昨日、韓国の尹大統領に対する弾劾訴追案が可決しました。尹大統領は職務停止となります。今後、憲法裁判所が弾劾の可否を審理し、その間は韓悳洙首相が代行を務めます。憲法裁で弾劾が確定すれば尹大統領は失職。大統領選挙が60日以内に実施されます。

日韓関係が重要なのは言うまでもありません。尹政権のもとで日韓関係が大幅に改善し、シャトル外交も実現しました。先日の日韓議員連盟総会でも、韓国との議員外交の重要さを確認し、また岩屋外務大臣も電話による日韓外相会談で、連携の継続を表明しています。この良好な関係がなんとか継続できるよう議員レベルでも力を尽くして参ります。

2)長期脱炭素電源オークション
電力事業者が発電所の建設費用を調達するための長期脱炭素電源オークションが、今年から実施されています。応札の対象となる電源は以下です。

【安定電源】 
水力電源(調整式または貯水式に限る)
火力電源(LNGに熱量ベースで水素を10%以上混焼させる火力電源または水素専焼の火力電源に限る)
原子力電源
地熱電源
バイオマス電源
既設火力電源をバイオマス専焼にするための改修(改修によって新たに生じるバイオマス部分が対象)
既設火力電源をアンモニア混焼または水素混焼にするための改修(改修によって新たに生じるアンモニアまたは水素部分が対象)
水力電源(揚水式に限る)
蓄電池(1日1回以上3時間以上の運転継続が可能であることが必要)

【変動電源】
水力電源(流込式に限る)
太陽光電源
陸上風力電源
洋上風力電源

【LNG専焼火力】
LNGのみを燃料とする火力電源(新設またはリプレース)

脱炭素電源と銘打っていますが、火力、LNGも含まれています(もちろん原発も)。

今年1月に初めて実施され、4月に結果が発表され、島根原発3号機が落札しています。

落札した中国電力は、原則20年間にわたり建設費を国民負担で回収することができます。

しかし島根原発3号機は、2006年10月から建設工事が始まっており、既に資金調達計画もあったはずです。それを応札対象にするのはちょっと解せません。この脱炭素電源オークションについて、少し勉強してみます。

また稼働していない原発建設の費用を予め国民負担で賄うことは、多分、多くの方は知らないはずです。(正直、私も少し前まで知りませんでした。)

【24年12月15日 その6322『逢坂誠二の徒然日記』8019回】
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皆様のコメントを受け付けております。

  1. こんにちは。

    経産省は「安定電源」と言う表現が好きですねぇ…。「原発押し」が
    底意にあるのでしょうが、原発は運転中に出力制御が出来ないという
    致命的欠陥を逆手にとって、「安定」ですと本質を偽っているに
    過ぎないのですが、ホントに懲りない人々ですね。

    F1の例を見れば誰でも分かる通り、原発は、長期的に見れば、
    これほど不安定な電気エネルギー源はないと考えられます。

    うらべ
    ――――――――――――

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