徒然日記

やり直し裁判(再審)を考える その7/逢坂誠二 7928回

昨日の函館は予報よりも早く午後には弱い雨になりました。午前5時、路面が濡れていますが、雨は降っていません。気温20度で、少し風が吹いています。日中は曇りで夕方から晴れる見込みです。予想最高気温は24度です。

1)やり直し裁判(再審)を考える その7

警察や検察が、証拠のねつ造をするとは、多くの方は信じないかもしれません。しかし証拠がねつ造された疑いのある事件は、稀ではないのです。
※証拠物がねつ造された疑いのある事件
弘前大学教授夫人殺し事件(1949年)
財田川事件(1949年)
白鳥事件(1952年)
松山事件(1955年)
鹿児島の夫婦殺し事件(1969年)
新潟ひき逃げ事件(1975年)

※ねつ造証拠に基づいて捜査された事件
白紙調書事件(白紙の調書に署名捺印させる)
覚醒剤持ち込み事件(他者の身辺に覚醒剤等を潜ませる)

※証拠が隠ぺいされた疑いのある事件
松川事件(1949年)
松山事件(1955年)
松橋事件(1985年)

これらは、岩波ブックレット「再審制度ってなんだ?」(2024年)からの引用ですが、証拠のねつ造や隠ぺいは、過去のことではありません。最近の事件でも確認されています。

このような証拠によって、罪が確定するケースもあります。だからこそ、やり直し裁判(再審)のルールをきちんと決める必要があるのです。

【24年9月15日 その6231『逢坂誠二の徒然日記』7928回】
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。

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皆様のコメントを受け付けております。

  1. こんいちは。

    検察・警察の証拠捏造は、彼らが日本の「夜明け」、あるいは少なくとも、
    変わるべき姿を歪めてしまったのではないか、と思われる事件も起こしています。
    「陸山会事件」です。

    Wiki情報ですので、全てを鵜呑みにすることは出来ませんが、大きくは
    外していないと思います。障りの一部を転記します。裁判所の「加担」すら
    伺えます。先進国ではこうしたことは起きないとは決して言いませんが、
    しかし、少なくとも、日本の法曹界においては、恣意的な行為がまかり
    通る前近代的姿を曝していると言えましょう。
    ――――(引用)―――――――――――――
    虚偽捜査報告書問題
    石川は再聴取の際に持ち込んだICレコーダーで録音をしていたが、
    その際に実際にはなかったやり取りが捜査報告書に記載されていた。更に、
    起訴相当議決を行った東京第5検察審査会へ提出された捜査報告書では、
    田代政弘が作成した報告書を評価した特捜部副部長が作成した報告書に
    ついて当時の東京地検特捜部長・佐久間達哉が記載部分にアンダーライン
    を引いたり、供述内容を書き加えたりされていたことが報道された[27]。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B8%E5%B1%B1%E4%BC%9A%E4%BA%8B%E4%BB%B6
    ――――(ここ迄)―――――――――――――

    ありとあらゆる面で、「日本の青空」は曇ってきています。

    うらべ
    ――――――――――

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