徒然日記
生活を守る、教育を守る、命を守る/逢坂誠二 7886回
夜明け前の函館、空全体に雲が広がっています。午前4時半過ぎ、その雲がフィルターになって減光された赤く丸い月が地平線からのぼり始めましたが、ほどなく厚い雲に遮られました。朝の気温は25度。日中は、曇り時々晴れ、29度の予報です。
1)生活を守る、教育を守る、命を守る
昨日の語る会でも色々な話が出ましたが、最後に次の点を強調して終了しました。
*生活を守る
1日600円の食費で生活をせざるを得ない方がいる。生活保護は、様々な点から受けたくないし、一度、受けると抜け出すことはできない。こうした方々が少なくない。生活保護の仕組みを見直すことと同時に、一定程度の給付が必要ではないか。
*教育
教員不足をはじめとして、教育環境の悪化が進んでいる。教育関連スタッフの増加、長時間労働を防ぐ必要がある。
*災害への備え
急激に激しい雨が降るなど気候変動が激しい。堤防などを急に補強することはできない。とにかく命を守る、そのために日頃から、避難場所の確認をはじめ、いざという時にどう行動するかを想定しておく必要がある。
語る会が終わってから、参加者の一人が、函館の魅力度は高いのに、市民の満足度が低いのは問題だとの指摘がありました。この指摘は極めて重たいものです。市民の暮らしに着目し、課題を整理し、現実を直視するところから始めなければなりません。市議会の皆さんとも、改めて相談します。
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
【24年8月4日 その6189『逢坂誠二の徒然日記』7886回】
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こんにちは。
どこかで生活保護捕捉率のグラフを見ましたが、第2次安倍政権以降、
補足率がプラトー状態です様ですね。政府や自治体が率先して入口で
排除している気配濃厚です。異常です。
それはそうと、下記、日本の経済低落理由の一端が大変コンパクトに
纏められています。明らかに、バブル崩壊後の経済失政と指摘できる
のではないでしょうか? 中でも、アベノミクスの罪は大罪と言って
良いでしょう。最後の一節などは、「なんと皮肉が辛辣な」という捉え方を
しても良いと思います。
――――(引用)―――――――――――――
これまで統計データを見ていて思うのは、その理由の1つは企業が投資を増やさず、
人件費を抑制し、社内留保や配当金、投資有価証券に充てている、という日本企業
の特徴にあるように思います。その結果、労働者の所得も上がらず民間消費が停滞し、
仕事が増えないという循環が、経済停滞を長引かせているように思います。
もう1つ考えられるのは、企業活動のグローバル化に伴う国内経済の空洞化も
大きいのではないでしょうか。海外進出によって現地生産、現地販売が進めば、
その企業の業績は上がるかもしれません。
しかし、その分の仕事が国内に還流しなくなり、国内の労働者や経済は取り残されます。
海外進出(対外直接投資)した企業は、現地法人からの配当金などで営業外収益がプラス
になります。企業の付加価値が上がらなくても、純利益が大きく増加している大きな
要因がこの対外直接投資の拡大です。
国内経済の空洞化は、「何故工業立国日本では輸出が極端に少ないのか」という疑問
とも符合するように思います。
https://x.com/OgawaSeisakusho/status/1819974295491109304
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うらべ