徒然日記

投票法制の議論が先/逢坂誠二 #7826

【24年6月5日 その6129『逢坂誠二の徒然日記』#7826】
午前5時の都内、多少雲がありますが晴れです。気温は15度程度です。日中も晴れ、28度まで上がる見込みです。今日は世界環境デー、芒種です。

1)投票法制の議論が先
憲法審査会、あるいは憲法改正について、いろいろな報道があります。その中で、各党の動きが伝わってきますが、日本の憲法を大切にしながら、さらにより良い憲法に進化させるつもりがあるのだろうかと思ってしまいます。とにかく条文化を急ぐべきとの議論がありますが、国民投票の準備は、全く不十分です。

憲法改正の国民投票時に、広報のことを具体的に考える広報協議会に関する次の規程も議論が始まっていません。
  *広報協議会規程案
  *憲法改正案広報実施規程案(仮称)
  *事務局規程案
  *国会職員法改正案

国民投票法の附則4条では、投票の公平及び公正を確保するための放送CM・ネットCM、資金規制、ネット等の適正利用に関する措置を講ずることが規定されていますが、この期限が本年9月18日ですが、こちらも議論が始まっていません。

繰り返しますが、国民投票の準備が全く始まっていないのです。憲法改正条項の条文化よりも、国民投票法の見直しこそが憲法審査会の最優先の課題ではないかと思います。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2024.6.5===
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皆様のコメントを受け付けております。

  1. こんにちは。

    「国民投票法」自体の問題は正に手続き論が真面に出来ない
    という事ですね。

    全く別の事のように見えますが、日本社会が苦手な手続き論と
    いう事で言えば、些か強引ですが、以下と同じような課題を
    抱えているという事が出来るのではないでしょうか。
    先日に続いて自動車「不正」の話題で恐縮ですが、
    面白いと言えば面白いので、ご参考までに。

    『なぜ自動車メーカーはこぞって「型式認証不正」に手を
    染めたのか、制度改革のチャンスを逃し続けてきたツケ』
    https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/81365

    うらべ
    ――――――――――――

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