徒然日記

19年10月2日 その4422『逢坂誠二 の徒然日記』(6119)

先日、厚生労働省のワーキングチームが、
再編や統合を促す公立・公的病院を公表しました。

この件について、昨日、改めて厚労省の話を聞いたのですが、
地域の実情を聞いて虚心坦懐に
地域医療のあり方を考えるというよりは、
結論ありきで、とにかく国の思う方向に
強く誘導する内容に思われます。

確かに医療費の抑制も大事なことですし、
急性期と回復期病床のバランスの問題など、
国全体として議論しなければならないことは理解します。

しかし全国の病院は約8000箇所のうち、
約7割は民間病院です。

公立・公的病院だけを
やり玉に上げても問題は解決しません。

公立病院は離島や過疎地、
さらに救急、小児科などの
民間では採算がとりにくい場面で
その役割を発揮しています。

公立・公的病院を標的にして、
上意下達で強引に病院の再編を進めると、
より一層、地域の医療体制が

歪なものになると思われます。

さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
==2019.10.2==

  
  

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