徒然日記
18年11月15日 その4101『逢坂誠二の徒然日記』(5798)
昨夜は、帰宅が遅くなったが、
今朝はいつもどおりの活動開始だ。
遅い分、睡眠時間が少ないが、
頑張らねば。
1)一心不乱に
昨夕、帰函し、
函館短期大学付設調理製菓専門学校の
創立50周年記念式典に出席した。
数年前、学校祭にお邪魔して、
卵焼きに挑戦している生徒の姿を見た。
上手に焼ける生徒も、
技量が十分ではない生徒もいる。
しかし彼ら彼女らが、
フライパンと格闘している姿を見て、
目頭が熱くなった。
それは今の生徒や学生に欠けているもの、
(もちろん一生懸命やっている子供たちもいるが)
一心不乱に物事に打ち込む姿勢、
それがあると感じたからだ。
卵焼き・・・、
小さなことかもしれない。
中には泣きそうになっている生徒もいる。
多くの来訪者が見ている中で、
恥ずかしいだろうに、
そんなことも忘れて必死になる。
瞬間でも良い、
とにかく全力で学びに打ち込むこと。
最近、私たちが忘れていること、
それがこの学校にあると感じた。
それ以来、日程が合う限り
学校祭にお邪魔している。
毎年、頑張っている生徒を見て、
こちらが勇気をもらっている。
昨日は、国会開会中のため
たった45分間だったが、
その学校の50周年記念祝賀会に出席でき、
有り難く、嬉しく思っている。
2)根拠もないのか
昨日、政府は、入管法改正案をめぐり、
今後5年間で、14業種で最大34万人強を
受け入れるとの試算を公表した。
しかしなぜその人数になるのか、
その根拠が示されていないし、
14分野選定の経過、理由も不明だ。
「特定技能2号」の受け入れ見込み数に関し、
法務省の担当者は、野党ヒアリングで、
「すぐに受け入れることを想定していないので、
現時点で数は出せない」と述べた。
一方、菅官房長官は特定技能2号について
「現時点で活用を予定しているのは
建設と造船の2業種だけだ」
と記者会見で述べている。
担当者と官房長官の食い違い。
とにかく来年4月と
短い期限の中で制度導入を決めたため
政府内も混乱しているようだ。
日本の将来を左右する案件であり、
足元の必要に迫られ慌てると禍根を残す。
落ち着いてじっくりと議論して、
確信と確実性のあるものとする必要がある。
今日は上弦の月。
月面観望の好機だ。
残念ながら天体望遠鏡で
月を眺める機会はないが、
せめて肉眼で落ち着いて
月を観たいものだ。
さあ今日も ぶれずに曲げずに、
確実に前進します。
==2018.11.15==
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皆様のコメントを受け付けております。
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徒然日記には随所に逢坂先生の誠実なお人柄があらわれているので、私は時折目頭が熱くなります。
私も一生懸命な人が大好きです。今までの日本の国のあり方を大きく変えてしまうような入管法改正なのに、政府から示された数字には根拠がない、結果ありきの無責任なやり方は森友加計学園の反省など微塵もなく、いまだにずっと続いています。
今日の厚生労働委員会で、佐々木聖子審議官が、今回の入管法改正の対象は新たに受け入れる外国人を対象にしているもので、技能実習生を対象にしているのではない。とまたもや言葉遊びを始めようとしていました。しかし質疑者の国民 川合議員から技能実習生も試験なしで更新できるのに何を言っているのかと一蹴されていました。
佐々木聖子審議官は「アジアから吹く風ーいま外国人労働者のふるさとは」1991年出版という本を書かれています。トップレビューには「本書は、入国管理局の現役職員が、休職してアジア地域の国際的な人の移動の現状を、まさに「現場に飛び込む」形でまとめたものである。」とあります。
佐々木審議官も自分を殺して答弁をしているのだと思います。
この本はもう中古本でしか手に入らないようです。それではおやすみなさいませ。
>瞬間でも良い、
とにかく全力で学びに打ち込むこと。
最近、私たちが忘れていること、
それがこの学校にあると感じた。
逢坂さんが書かれたものやインタビューを読むと、公務員時代も、町長の時も、そして国会議員になってからも、全力で仕事に取り組んでいるのが伝わります。
とても大事なことですね。
(学生時代はどんな生徒だったんでしょう?)