徒然日記

6月3日 その3571『逢坂誠二の徒然日記』(5268)

函館は雲の切れ間に
青空ののぞく朝を迎えた。

朝の気温は12度。

日中は17程度になる見込みだ。

1)何を発言しても

安倍内閣では、誰が何を発言しても、
発言の主体を都合良くすり替える。

最終的には個人の発言として
何でもかんでも不問に伏す姿勢のようだ。

安倍総理が憲法9条に
自衛隊の存在を明記する意向を示した。

この発言も総理としてではなく、
自民党総裁としての発言として
問題がないと強弁した。

自衛隊制服組トップの河野統合幕僚長が、
この総理の発言について
「ありがたい」と歓迎する発言をした。

これは自衛隊法第61条で禁じている
自衛隊員の政治的行為には該当するおそれがあり、
先日、この点を問う質問主意書を政府に提出した。

昨日、その答弁書が閣議決定されたが、
統合幕僚長の発言は、
個人としての発言で問題がない
というのが政府の見解だ。

河野統幕長は、確かに
「憲法という非常に高度な政治問題であり、
統幕長という立場から言うのは適当ではない」
と述べている。

しかしその後の発言が問題なのだ。

「一自衛官として申し上げるなら、
自衛隊の根拠規定が憲法に明記されるのであれば
非常にありがたいと思う」

とし て自衛官としての見解を述べている。

こうした発言も個人の発言というならば、
自衛隊法第61条は空文化してしまう。

安倍内閣では、
発言主体を都合の良いようにすり替えて、
何を発言しても問題にはしないようだ。

安倍内閣にはご都合主義が蔓延している。

今日の夕方は、
木星、月、そしておとめ座の一等星スピカが、
並んで見えるはずだが、夕方は雲が多いだろうか。

明けの明星として金星も輝く時期だ。

空を眺める楽しみは多い。

さあ今日も、確実に前進します。
== 2017.6.3 ==

  
  

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