徒然日記
5月15日 その3552『逢坂誠二の徒然日記』(5249 )
夜明け前の函館は雨となっている。
気温も一桁台の後半で、
ストーブのスイッチを入れた。
昨日も朝から夜まで、選挙区内を走り回った。
様々な行事に出席の移動中は、
車内で共謀罪に関し法務委員のメンバーや、
弁護士の皆さんなどと情報交換をしつつ
今日からの審議に備えている。
地元でも共謀罪審議中心の動きになっている。
1)5月15日
毎年、この日は特別だ。
1972年5月15日を 忘れることはない。
沖縄返還の大きな新聞見出し。
中学一年生の私の印象は深い。
あれから45年も経過した。
日本は本当に良い国になったのだろうか。
この45年間は一体なんだったのか。
考えることは多い。
2)女だけの相撲大会
昨日、福島町で開催された
第26回女だけの相撲大会にお邪魔した。
毎年、楽しみにしている大会だ。
真剣勝負する女性たちの姿も楽しいが、
相撲を見ながらの皆さんとの
コミュニケーションも嬉しいものだ。
今年は、低温と雨のため、
いつもの福島大神宮の土俵ではなく、
体育館内の屋内の土俵となった。
しかし、それはそれで楽しい感じがした。
最近、出場者の変化を感ずる。
以前に比較すれば、皆んな実に積極的なのだ。
出場選手に強いヤル気を感ずる。
それだけに見ている方も
和気藹々の中でも真剣だ。
3)共謀罪
さて改めて共謀罪だ。
この間の与党の議論を見ていると、
これほど多くの皆さんが懸念している共謀罪について、
何の心配もないかのような審議が繰り返されている。
新聞などに登場する識者、
特に警察OBなどの厳しい指摘を
全く読んでいないのだろうか。
あえて問題から目を逸らそうとする、
与党の皆さんの姿を見ていると、
国会のチェック機能の低下を強く感ずる。
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これまでの国会審議は、法務の政務三役をはじめ、
政府参考人の答弁が安定せず、審議が深まらない。
何とも困ったことだ。
一
嫌疑が生じた事案について、
一般の方々が調査や検討の対象になるのか
二
組織的犯罪集団の定義が不確か
三
共同の目的とは何かが不確か
四
共謀者の範囲と処罰者が不確か
五
実行準備行為の定義が不確か
六
強盗予備(2年)と強盗共謀(5年)で量刑が逆転
その他の刑でも予備罪と共謀罪の量刑が同じ
七
TOC条約加盟の条件が不透明
八
共謀罪対象277犯罪の範囲が不確か
九
その他、犯罪収益の拡大など議論されていない点が山積
十
与党修正案の議論は今後
十一
捜査手法のあり方
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とにかく課題だらけだ。
今日も朝の街宣を行なった後、
国会に移動し、共謀罪三昧となる。
さあ今日も、確実に前進します。
== 2017.5.15 ==