徒然日記
1月18日 その3435『逢坂誠二の徒然日記』(5132)
昨日は講演のため、久々に札幌に入った。
ふた月ぶりだろうか。
雪が多く、
除雪に苦慮している雰囲気が伝わる。
1)共謀罪
今日も共謀罪に言及する。
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安倍政権になってから、
「特定秘密保護法」の成立、
「司法取引」及び 「通信傍受」の拡大
などが行われている。
これに共謀罪が加わったら、
どんな社会になるのか、
それをよく考える必要がある。
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菅官房長官が17日の記者会見で、
共謀罪法案の国会提出に関し、
「一般の方が対象になることはあり得ず、
テロの準備行為があって初めて罰することを明確にする」
と発言した。
ここでいうところの
「一般の方」とは、
どのような人のことを意味するのか。
一般の方が対象にならないと明言するからには、
そうした規定を法律で明確にするという意味なのか。
今回の共謀罪法案による取締りの対象者を法律上、
明確に限定するという意味なのか。
取締りの対象者を明確に限定せず、
単に一般の方はテロ行為などをしないから
罰則の対象にならないという意味ならば、
官房長官の発言は何も言っていないに等しい。
こんな発言に惑わされてはならない。
「合意」を犯罪とすることになれば、
合意を内容を知る方法は、
偶然に漏れる以外には、
盗聴か密告が主流になるだろう。
日本がこんな社会になって良いのか、
多くの皆さんに考えてもらいたい。
こうした法律を制定する前に、
テロ行為を防止するための
様々な対応をすべきなのだと思う。
安倍総理は今回も海外に出向いて、
同盟などと盛んに喧伝したようだが、
ああした発言がテロを惹起することになることを
なぜ彼は理解しないのだろうか。
今日も国会で、
共謀罪に関する勉強会があるため
昨夜、都内入りした。
さあ今日も確実に前進します。
== 2017.1.18 ==
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