徒然日記
8月11日 その3275『逢坂誠二の徒然日記』(4972)
函館の朝の気温が20度を下回った。
もちろん日中は暑いのだが、
昨朝から明らかに季節の変化を感ずる。
完全に暑い時期から、秋の忍び寄る気配だ。
そう言えば、昨日は七飯町の道端には、
ススキの穂がたくさん出ていた。
====
今日は、山の日であることを忘れていた。
通常通り、朝の街宣の気持ちでいたが、
今日は休日のため街宣活動は日中の予定だ。
1)特定の媒介者
過日、沖縄東村高江のヘリパッド建設現場を、
安倍総理の奥さんが突然訪問したという。
映画『標的の村』で、
この高江の現状を多くの人が知ることになり、
現在も強い反対運動が繰り広げられている。
しかし政府は強行的にことを進めようとし、
住民からは負傷者も出るほどの
厳しい事態になっている。
この現場を、安倍総理の奥さんが訪問したのだが、
こんなずるいことは、
今後は、絶対にしないでもらいたい。
安倍総理の奥さんが、
今後は反対運動に全力で身を投ずるというなら、
私は現場に訪問しても良いと思う。
しかし、そんなことはしないようだ。
それどころか、相変わらず、総理と手をつないで、
海外や国内を訪問するのだろう。
ならばそんな偽善は止めてもらいたい。
総理の奥さんのこうした現場訪問は、
総理にとって打撃になると感ずる方もいるだろう。
しかし現実は、逆だ。
奥さんが、こうした現場を訪問することで、
総理の急進的な態度を中和する効果になってしまう。
総理は酷いが、奥さんは違う。
総理は地元の思いも理解せず住民と対峙しているが、
奥さんは住民の心が分かる良い人だ。
奥さんの訪問は、こんな印象を振りまくことになる。
もちろんそれで、総理が翻意するなら、有り難いことだ。
だが全ての場面において、そんなことはない。
結局は、奥さんは悪魔のような総理の周辺で、
道化師を演じ悪魔の悪さを薄める役割を演じているだけだ。
こんな偽善は、今後は、絶対に止めてもらいたい。
総理の奥さんが現場を見て、
その実態を総理に伝える役割を期待するとの声もあるようだが、
現場の実態を伝える役割をあえて奥さんが担う意味は皆無だ。
日本は、封建国家ではなく民主制の国だ。
誰しもが正当な手続きによって、
総理にものを伝えることができる。
これが当然の民主制の国なのだ。
これほど大きな社会問題になっていることを
総理の側近や近親者があえてメッセンジャーを買って出る意味はない。
仮にその媒介者によって総理にものが伝わり、
状況が改善されるなら、それは民主制国家ではなく、
特定の者たちによる、前近代的な国ということだ。
そんな愚かなことをしてはならない。
総理の奥さんは、
この件に限らずずいぶん奔放に活動しているようだが、
肝の座らない活動が逆に総理を利していることを知るべきだ。
昨日も地元を歩き回り、
夕方には、幾つかの会合や夏祭りに出席した。
今日も、笹田浩道議ともに地元回りを継続する。
さあ今日も、確実に前進します。
=======================