徒然日記
8月10日 その2959 『逢坂誠二の徒然日記』(4503)
函館の日の出は、午前4時39分。
夜明前の空は雲が多い感じだ。
気温は既に20度を上回っている。
今日は終日雲が多く、日中には一時雨になる予報だ。
気温は高く26度程度の予報だ。
1)演武大会
各地での夏祭りにお邪魔しているが、
昨日午前は、第14回演武大会を拝見した。
今回の大会は、函館アリーナの
武道館落成記念として実施された。
冒頭は、他の用務と重なって遅れての参加となったが、
1時間半に渡って、函館地域の武道の
裾野広さ、層の厚さを実感する大会となった。
演武は次のとおり。
弓道、柔道、合気道、杖道、剣道、
少林寺拳法、空手道、居合道。
私自身、これほどまとまって武道を見るのは初めてだ。
張りつめた空気の中で、
見ている私もついつい緊張しつつ拝見した。
空手道の試割には、私の知り合いが出場した。
野球のバット、木製の板、ブロックを割ったのだが、
会場の皆さんも息を止めて、
迫力と緊迫感のある場面に見入った。
見事成功すると万雷の拍手となった。
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こんな大会が開催できる
函館アリーナの武道館も素晴らしいし、
昨日はバスケットボールの大会も開かれていた。
オープン直後のアリーナは、
グレイのライブをはじめとして
上々の滑り出しとなっている。
2)拍手
長崎に原爆投下されてから70年目となる昨日、
長崎市平和公園で平和祈念式典が開かれた。
長崎市の田上富久市長が平和宣言の中で、次のように述べた。
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「現在、国会では、国の安全保障のあり方を決める
法案の審議が行われています。
70年前に心に刻んだ誓いが、日本国憲法の平和の理念が、
今揺らいでいるのではないかという不安と懸念が広がっています。
政府と国会には、この不安と懸念の声に耳を傾け、
英知を結集し、慎重で真摯な審議を行うことを求めます。」
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田上市長がこの安保法制に言及すると、
会場には自然発生的に拍手が沸き起こった。
これが今の多くの国民の心に流れている感覚なのだと思う。
これに対し、式典後の記者会見で
安倍総理は次のように述べた。
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安全保障関連法案について
「戦争を未然に防ぐためのもので、
国民の命と平和な暮らしを守り抜いていくために
必要不可欠なものだ」と強調。
「外交を通じて平和を守っていくことが
重要なのは言うまでもない。
今後とも積極的な平和外交を進めていく」
日本をめぐる安保環境が厳しさを増しているので
「万が一への備えを怠ってはいけない」
安保法制の整備が戦争につながるとの指摘について、
「私たち日本人は、誰ひとりとして戦争など望んでいない」
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戦争を未然に防ぐ、根拠、論理が不明確だ。
安倍総理の言うところの
積極的な平和外交の内容が極めて曖昧で、
逆に危うさや平和主義と別だとの懸念がある。
安保法制の厳しさが増していることが、
なぜ集団的自衛權の行使なのか、その説明がない。
安保法制のへの懸念に対して、
日本人は誰ひとりとして戦争など望んでいないとの発言は、
何のつながりもない言い訳で、受け答えになっていない。
安倍総理の発言は、常にこうしたことに終始して、
国民感情とは噛み合っていない。
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先日の広島、そして昨日の長崎の式典を通して、
安倍総理への懸念、
不信の度合いはさらに高まった印象だ。
今日は朝の定例街宣を行った後、
苫小牧での会議に向けて移動する。
さあ、今日もしっかりと前進します。
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2015・8・10
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