徒然日記
7月11日 その2929 『逢坂誠二の徒然日記』(4573)
布団から抜け出し、
東京滞在中の6日から10日までの
日めくり一枚、一枚を丁寧に引き抜いて、
一週間を振り返る。
昨夕、帰函し地元活動を開始している。
今朝も、都内の雨や高温多湿とはうって変り、
スッキリした爽やかな青空が広っている。
5枚の日めくりを引き抜きながら、
目まぐるしい今週に、ため息だ。
安保法制の議論は相変わらず酷い。
1)日韓・韓日議連合同総会
昨日、第38回の日韓・韓日議連合同総会が、
都内のホテルで開催された。
毎年、日本と韓国、両国が
交代で会場を引き受けて開催しているものだ。
今年は、日韓国交正常化50年の節目の年。
ところがこの2年あまり日韓の関係は悪化の一途だs。
昨日の総会の挨拶でも、
例えば次のような言葉が相次いだ。
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・
両国政府の不信と対立、
国民レベルの反日・反感感情の高まりなど、
両国関係の非正常化により、
韓日間の共生・共存の未来を全く期待できない状況に直面
・
韓日関係は、最も厳しい時期を迎えています
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外交は、近隣諸国との関係を良くすることが出発点だ。
近隣諸国との関係が悪いまま、
離れた遠くの国との関係ばかりを良好にしても、
それは砂上の楼閣だと言われる。
だから日韓関係は、
最も大切にしなければならない外交関係なのだ。
しかし昨日も指摘があったとおり、
両国の政権交代以後、
首脳会談が実現できない異常事態となっている。
昨日の合同会議では、
両国間の厳しい現状認識と同時に、
次の話のように両国間の関係改善が必要であることが
繰り返し語られている。
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・
両国の首脳同士が会って
虚心坦懐に懸案を解決していくべきです。
両首脳が会えるよう、我々韓日・日韓議員連盟が
全ての努力を傾注していきましょう
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まったくその通りだと認識する。
対立だけを繰り返していても意味がない。
一昨年、ドイツ外務省での懇談などでも、
日本の近隣諸国との関係悪化を懸念する声が聞かれた。
私も両国間の関係改善のため、力を尽くしたいと思う。
国会議員は、地元のため、日本のために仕事と行うと同時に、
日本を代表する立場での仕事も重要だ。
2)福田元総理
昨日の日韓・韓日議員連盟合同総会で、
福田康夫元総理に久々にお会いした。
ご無沙汰をお詫びしつつ、
公文書管理法見直しの時期に来たことを話させて頂いた。
福田元総理からは、
「良い方向に、どんどん見直してください」
との言葉を頂き、がっちり握手をした。
福田元総理の公文書管理にかける熱意を
改めて確認させて頂き力強く感じた。
昨日の日韓・韓日議員連盟合同総会は
日韓関係の改善のみならず、
ほかにも実りの多い会合だった。
来年は、韓国のでの開催だが、
何とか出席したいと思っている。
今日は、函館、江差、森などを走り回る予定だ。
都内と違い、晴れ上がった空のもとで、
光度の上がった金星を
見ることができるかもしれない。
さあ、今日もしっかりと前進します。
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2015・7・11
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