徒然日記
7月1日 その2919 『逢坂誠二の徒然日記』(4563)
今日から7月。
今年も後半だ。
都内の空には、雲が多い。
今にも雨が落ちてきそうな雰囲気だ。
予想最高気温は28度。
蒸し暑い状態が続く。
1)様々なことの中で
東海道新幹線で火災が発生した。
乗客がガソリンをまいて
火をつけたことが原因のようだ。
箱根山が小噴火した。
ギリシアがデフォルト
(債務不履行)に陥る可能性が強くなった。
こんな様々なことが頻発する中で、
自民党議員などの言論機関を
威圧するようは発言が続いている。
また先月25日の自民党の勉強会の講師を務めた作家が、
軍隊を持たないナウル、バヌアツ、ツバルなどを名指しして
「くそ貧乏長屋。とるものも何もない」などと述べていたようだ。
一体どうなっているんだ。
社会全体で、様々な事件事故が発生しているが、
自民党勉強会に端を発する言論弾圧は、
絶対に看過できない大問題だ。
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誰を講師に招こうがどうしようが、
それは私の関与するところではない。
しかし、官房副長官までがこうした勉強会に出席し、
傾聴に値するとコメントするのは理解しがたい。
さらに勉強会終了後も、
言論弾圧するかのような発言が続く。
これは一過性の出来事ではなく、
本来、そう思っているから発生する
当然のことなのかもしれない。
そういえば2012年4月に発表された
自民党の憲法改正草案の言論の自由は、
制限付きの自由だった。
自民党の議員個人に言論弾圧傾向があるのではなく、
そもそも党全体として、そうした考えを持っている、
そう思うのが妥当かもしれない。
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(以下、現行憲法)
第21条
1 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
2 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。
(以下、自民党憲法改正草案)
第21条(表現の自由)
1 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、保障する。
2 前項の規定にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動
を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない。
3 検閲は、してはならない。通信の秘密は、侵してはならない。
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両者を比較すれば、自民党草案には、
第二項が追加されている。
公益及び公の秩序を害するかどうかの
判断は最終的に裁判所が行うことになるが、
判決が確定するまでの間は、
行政(政府)の判断による部分が多いと思われる。
そうなれば、行政(政府)の方針に反する活動は
行えない可能性が強い。
つまり昨今の言論弾圧発言が
合憲的な雰囲気を帯びる可能性がある。
今回の自民党の言論弾圧問題は、
自民党そのものの基本的考え方が
基盤にあると感じざるを得ない。
これは恐ろしいことではないか。
2)解散
ここ数日、国会周辺では
衆院解散に関する噂話が飛んでいる。
7月から9月の会期末までの間に
解散するというものだ。
時期については諸説あるが、
安保法制に対する国民の信を問うために
解散がありうるというものだ。
私もその可能性はあると見ている。
衆院は常在戦場、
それを目の当たりにしている。
さあ、今日もしっかりと前進します。
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2015・7・1
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解散総選挙、逢坂さんの主義主張が真であることを信じております。